Adam Proteau
2012-04-26 13:47:00
NHLのプレー・オフ第1ラウンドが終わって、思うこと。
キャピタルズがブルーインズを下した後にツイッターでも呟いたが、私はTim Thomasがボストンのユニフォームでプレーするのはそれが最後だったと思っている。それにはいくつかの理由がある。
第一に、Thomasは来年が契約の最終年だ。彼はキャップ上限の500万ドルという大金を稼いでいる。しかしそれはThomasに興味を示しているシカゴ、トロント、タンパ・ベイといった多くのチームが怖気づくほどの金額ではない。2013年の夏にThomasが制限無しのフリー・エージェントになることで、少ないリスクで彼の取引ができることになる。しかし、ブルーインズにとってより重要なのは、この38歳の選手をトレードに出せばサラリー・キャップ上、大きな余裕ができるということだ。ボストンはキャップの上限ぎりぎりにあるので、これは大事なことだ。ブルーインズの給与総額は5,900万ドルを超えている。また、昨年優勝をもたらしたメンバーを補強しなくてはならず、更に、制限付きフリー・エージェントでThomasの代わりとなるTuukka Raskの125万ドルの給与も大きくアップさせなくてはならない。
話をRaskに移そう。RaskはブルーインズのGM、Peter ChiarelliがThomasを早急に、且つ、積極的にトレードに出そうとするもう一つの大きな要因だ。ボストンのバックアップとして23試合に出場した今シーズン、この25歳のフィンランド人はThomasより高いセーブ率(.929)と平均失点(2.05)を記録した。(Thomasは.920と2.36)過去3シーズン、Raskはチームの将来を担うゴーリーであり続けた。しかし、Thomasが2シーズン続けて約60試合に出場したものの、ホワイトハウスでBarack Obamaアメリカ大統領に会うことを拒否して彼自身とチームを必要のない論争に巻き込んで2011-12年シーズンを終えた時、その将来が現実のものとなった。
Thomasはプレー・オフが始まるまでに明らかに疲れきっていた。そして、全く酷い出来というわけではなかったが、キャピタルズのゴーリー、Braden Holtbyに負けた。しかし、彼の競争心はまだ燃え盛っておりており、プレー・オフの常連チームを助けるには十分だ。特に、無制限のフリー・エージェント・ゴーリー市場がぱっとしない中で、昨シーズンのConn Smytheトロフィー受賞者を取引するのに今ほど絶好の機会はない。
もし、Thomasがトレードされ、本人を含む皆がそう思っている通りにバンクーバー・カナックスがRoberto Luongoをトレードすると、昨年の決勝戦での先発ゴーリーが二人とも新しいチームに移ることになる。信じられないことかもしれないが、2010年の決勝ラウンドでの先発ゴーリーの身にふりかかったことを思い出して欲しい。フィラデルフィアのMichael Leightonは頂点からアメリカン・リーグへと急降下した。また、シカゴで優勝カップを勝ち取ったゴーリー、Antti Niemiはサン・ノゼとサインするためにウィンディ・シティ(* シカゴの愛称)を去った。
それがお決まりのことになりつつあるのだろうか。しかし、L.A.のJonathan Quickやセント・ルイスの強力な2本柱、Jaroslav HalakとBrian Elliottを含む、今年のプレー・オフにまだ残っているゴーリーの多くは同じ運命を辿らないように思える。しかし、概して各チームがゴーリーを簡単に処分するということはゴールキーパーとは長期契約をしないことの現れだろう。
- end -
2012-04-26 13:47:00
NHLのプレー・オフ第1ラウンドが終わって、思うこと。
キャピタルズがブルーインズを下した後にツイッターでも呟いたが、私はTim Thomasがボストンのユニフォームでプレーするのはそれが最後だったと思っている。それにはいくつかの理由がある。
第一に、Thomasは来年が契約の最終年だ。彼はキャップ上限の500万ドルという大金を稼いでいる。しかしそれはThomasに興味を示しているシカゴ、トロント、タンパ・ベイといった多くのチームが怖気づくほどの金額ではない。2013年の夏にThomasが制限無しのフリー・エージェントになることで、少ないリスクで彼の取引ができることになる。しかし、ブルーインズにとってより重要なのは、この38歳の選手をトレードに出せばサラリー・キャップ上、大きな余裕ができるということだ。ボストンはキャップの上限ぎりぎりにあるので、これは大事なことだ。ブルーインズの給与総額は5,900万ドルを超えている。また、昨年優勝をもたらしたメンバーを補強しなくてはならず、更に、制限付きフリー・エージェントでThomasの代わりとなるTuukka Raskの125万ドルの給与も大きくアップさせなくてはならない。
話をRaskに移そう。RaskはブルーインズのGM、Peter ChiarelliがThomasを早急に、且つ、積極的にトレードに出そうとするもう一つの大きな要因だ。ボストンのバックアップとして23試合に出場した今シーズン、この25歳のフィンランド人はThomasより高いセーブ率(.929)と平均失点(2.05)を記録した。(Thomasは.920と2.36)過去3シーズン、Raskはチームの将来を担うゴーリーであり続けた。しかし、Thomasが2シーズン続けて約60試合に出場したものの、ホワイトハウスでBarack Obamaアメリカ大統領に会うことを拒否して彼自身とチームを必要のない論争に巻き込んで2011-12年シーズンを終えた時、その将来が現実のものとなった。
Thomasはプレー・オフが始まるまでに明らかに疲れきっていた。そして、全く酷い出来というわけではなかったが、キャピタルズのゴーリー、Braden Holtbyに負けた。しかし、彼の競争心はまだ燃え盛っておりており、プレー・オフの常連チームを助けるには十分だ。特に、無制限のフリー・エージェント・ゴーリー市場がぱっとしない中で、昨シーズンのConn Smytheトロフィー受賞者を取引するのに今ほど絶好の機会はない。
もし、Thomasがトレードされ、本人を含む皆がそう思っている通りにバンクーバー・カナックスがRoberto Luongoをトレードすると、昨年の決勝戦での先発ゴーリーが二人とも新しいチームに移ることになる。信じられないことかもしれないが、2010年の決勝ラウンドでの先発ゴーリーの身にふりかかったことを思い出して欲しい。フィラデルフィアのMichael Leightonは頂点からアメリカン・リーグへと急降下した。また、シカゴで優勝カップを勝ち取ったゴーリー、Antti Niemiはサン・ノゼとサインするためにウィンディ・シティ(* シカゴの愛称)を去った。
それがお決まりのことになりつつあるのだろうか。しかし、L.A.のJonathan Quickやセント・ルイスの強力な2本柱、Jaroslav HalakとBrian Elliottを含む、今年のプレー・オフにまだ残っているゴーリーの多くは同じ運命を辿らないように思える。しかし、概して各チームがゴーリーを簡単に処分するということはゴールキーパーとは長期契約をしないことの現れだろう。
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