苦悩するブロデューアの残念な通過点

2011.Jan.04

一時的なことかもしれない。或いは、来るべきことの兆候かもしれない。マーチン・ブロデューアは現在、デビルズのゴールをヨハン・ヘドバーグと分けあっている。今晩(4日火曜日)ワイルド戦にヨハン・ヘドバーグが先発しているのは今シーズンのブロデューアのプレーを見ていれば驚くことではない。しかし、ブロデューアは将来殿堂入りすると目されており、今でもいくつかの歴史的瞬間の象徴である。と同時に残念な瞬間も代表している。

判断基準にもよるが、ブロデューアは史上最高のゴーリーとして選ばれてもおかしくない。確かにブロデューアは長い間、何度かスタンレー・カップを獲ったニュージャージーの顔であり、トロフィーをいくつも獲得し、記録保持者であり、確実に殿堂入りする選手であり、国を代表する国際的なスターである。要するに1993-94にカルダー・トロフィーを獲得して以来、ホッケーの様々な場面で安定して明るく輝いてきた光なのである。

しかし、ここ数年間、ブロデューアはプレー・オフでデビルズが第1ラウンドを勝ち進むことができず、苦しんできた。そして、初めて負傷にも見舞われた。年間70試合以上の負荷はブロデューアがいつか擦り減ってしまうのではないかと心配させた。長年その予測を打ち消してきたが、とうとうそれが現実となってしまったのは不思議なことではない。

先月、ジャック・ルメールがコーチを引き継いだ時、私達はブロデューアの問題が最優先課題であると注意を喚起した。しかし、ルメールは自分のゴーリー達のプレーを実際に見る機会が少なかったために2人を交互に使うことを決めた。特に、金曜日(31日)にヘドバーグの28セーブでアトランタに3-1で勝った試合とそれに続く土曜日(1日)の対カロライナ戦でブロデューアが最初の8分間に7本のシュートを浴び、3点を許した試合に注目すべきだった。

「勝てない時にそこにいる価値はない。それが最低ラインだ。」とブロデューアは月曜日(3日)に言った。 「私は常に勝ち続けてきた。しかし、今は少し厳しい。だから、他の人が出るのは当然のこと。それがチームです。」

今シーズンのブロデューアの苦悩に関してあまり知られていないことの1つは、デビルズの長年のゴーリー・コーチ、ジャック・キャロンが非常勤になったことだ。キャロンはフロリダに住んでおり、今でもデビルズの特命コーチではあるが、毎日チームと一緒にいるわけではない。現在は元ブロデューアのバック・アップだったクリス・テレリがフル・タイムのゴーリー・コーチとなっている。ブロデューアはカロライナ戦の後、テレリとの関係が良いものであると関係筋に語った。

「クリスは私のゲームをよく見ています。私達は私がすべきことをしています。私にとって重要な存在です。」とブロデューアは言う。「ジャックからクリスに代わって、これまでとは違った関係があります。でも楽しいですよ。クリスは何事にも行き届いています。私はある意味で自分自身のコーチでもあります。何がおかしいのか、自分で解っています。何をすべきかも解っています。ただ、今はそれが上手くいっていないだけです。元に戻しますよ。」

それでも、キャロンのブロデューアへの影響は計り知れない。ブロデューアの選手生活において助けを必要とする時期があるとしたら、それは今なのだ。


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