休み明けの火曜日。。。
今日からお預かりしてる「92キャデラック」を引っ張り出して作業開始する。。
車検やら何やらが続きに続いて満車過ぎて作業が何も出来なかったからサクサク終わらせるよ〜
・・とそんな時に。。
お隣のバイク屋さんからの依頼が。。
「フレーム溶接してもらいたい」との事。。
そんなのサクッと終わるから大丈夫ですぜと。。
いつもお隣さんは直ぐに作業出来る状態で持って来てくれるので
比較的作業が早く終わるんだよね〜
おっ!猫ちゃんが居るヘッドライトだね〜。。
タンクや外装外してある状態での入庫。。
だけど溶接のスパッタが飛ぶのが嫌なのでしっかりカバー。。
何やらシートレールをぶった斬ってケツ上げされてたらしく元に戻すとの事。。
国内物の「ZⅡ」にしては結構な扱いだった様ですね。。
・・男らしいと言うか。。勿体ないと言うか。。こだわりと言うか。。
ま〜そんなのは何をどうしようが「オーナーさん」の自由ですからね。。
それにとやかく言う人は大抵が僻み妬みの現れだw
そんな独特なカスタムが施された車両を購入した
新たな「オーナーさん」が何をどうしようがそれも自由。。
誰にとやかく言われる筋合いはない。。はずだ。。
とは言っても「好み」は分かれるからね〜。。オリジナル車両とカスタム車両。。
だけど自分の好きを他人に押し付けるのは如何な物かと。。
ま〜それだけバイク愛が強いんでしょうけどね。。
・・そんな人はどの業界にも一定数存在しますww
さてさて。。
塗装を剥がして。。
危険な香りのする溶接を削り落として。。
パチパチキュ〜ん!って
何事も無かった様に。。
左右共やっつけて。。
ふと思ったんだけどココにショック付くんじゃ無かったけ?。。
レイダウンしてあるのかな?。。
・・レイダウン。。の前にこの補強に見える縦に入ったパイプは何だろう?。。
ブロッコリーの化石かな?。。
コレは流石に希少な国内物のZⅡじゃなくても駄目な部類に入るよねw
なので。。
アレコレ使って元々のパイプを発掘していく。。
恐らく100Vの家庭用電源で使えるよ!。的な溶接機なのかな〜?。
簡単に例えると丸い粒が重なりあってる集合体みたいな物なので所々に隙間が空いてるのよ
くっ付いてる所とくっ付いて無い部分があって削ってても飛んでく所と浮いてる所があるから
全部削り落とさないと次の溶接してもしたから剥がれていってしまうって負のループね。。
ま〜そんな状態なので発掘していくと何もくっ付いてないのが分かる。
もう少しだね。。
その後。。
溶接して。。
お次は反対側。。
コチラはもっと酷いね。
・・コレでも少し頭を落としてこの見た目だ。。
右と左で位置が違うのもちょっと気になるけど。。
ま〜そこまで気にし出したらキリがないので発掘作業を急ごう。。
こちら側はフレームとの隙間が凄いね。。
裏側見たら凄い事になってたw
削り出して取ってしまった方が良かったのかな?。。
邪魔だったシートロックを外す。。
・・最初に外しなさいよって感じだけどね。。w
このレバーが付いてるのは「ZⅠ」と「ZⅡ」だけなんだってね。。
よく「ZⅡ仕様」のベースになってる「LTD」や「Z1000」には付いてないんだって。。
拘ってる人はココも作って装着しちゃう強者もいるらしいです。。
ココまで発掘すれば大丈夫かな?。
隙間が広過ぎて溶接で埋めつつ丸く削って普通っぽく形を整える。。
・・もうね工作か?美術か?な感じですw
中々のベルトサンダー消費率ですな。。
・・結構使ったね。。
そしてそのまま納車。。
・・意外と時間掛かったね。。
その後。。
「跳ばしたら急にハイドロが動かなくなった」と。。「タウンカー」が入場。。
話を聞いてる限りリアは上げ下げ出来るけどフロントが下がるけど上がらないって症状なので
状況から見て最初に「ソレノイド」では無く「スイッチ」を疑った。。
テスター当てて「通」を見たけどスイッチ上げても針は振らない。。
ちょっと違和感あったので下げでも見てみたんだけどそこでも針は振らない。。
・・あれっ?テスター壊れてね?。。
テスターの線同士繋いでも針は振らずでまさかの電池切れか?。。
・・電池交換しても動かず。。
ローラーズオンリー時代からずっと活躍して来た30数年物のテスターが静かに息を引き取った
今まで数百台にも及ぶ台数のソレノイドを診断して来たテスター。。
・・お疲れ様でした。。そしてありがとう。。
デジタルなテスターで診断した結果スイッチの上げ側が撃沈してたので
メキシコ製のヌメっと入るスイッチから日本製のカチッと入るスイッチに変更してスッキリ復活
こりゃ〜15日の対面ホップは良い所まで行けちゃうかな〜w
今週作業終わらせて納車してそろそろ「64SS」やり出さないとね。。
・・年内作業が重たいの目白押しだ。。