去年の12月末。

胆管炎で8日間入院していました。

その時の病室での話をしたいと思いますチーン

 

 

 

 

 

入院した病院は県一大きくて有名な病院。

8階の眺めの良い窓側のベッドでした。

 

 

 

ですが、お腹が痛いし熱もあったので

窓の外を眺める余裕ナシ。

メンタルもボロボロでした…

 

 

 

 

 

部屋は4人部屋。

完全にカーテンを閉めっぱなしにしていました。

 

 

4人の大部屋は満室で

私以外の3名の患者さんはみんな肝臓が悪いようでした。

 

 

60代、70代、80代が一人ずつでした。

そしてその内2名は癌だった。

 

 

私以外の患者さんはみなさん本当に

にぎやかで話好きの人ばかりでした昇天

 

 

正確に話すと

70代と80代のおばあちゃん2人がすごくおしゃべり好きで…

60代の患者さんを無理に巻き込んでいる感じでした…

 

 

 

60代の患者さんはまだまだお若くて優しい感じの人で…

 

 

おばあちゃん方はここぞとばかりに60代の患者さんに

携帯のwifiの設定の仕方を聞いたり、

LINEのやり方を聞いたり、

退院時の会計のやり方を聞いたり、

…とにかくいろいろ頼りにしている感じでした。

 

 

60代の患者さんは優しい感じだったんですが…

さすがに夕方にもなってくると

声色が変わってきて疲れていました。

体調が悪くなるっていうより、話しかけられ続けることにウンザリしてきてる感じが伝わる。

 

(あ〜これはしんどいんだろうな…汗うさぎ

 

って私が心配になるくらいでした。

 

 

 

だっておばあちゃん方ってば

交互に1時間に1回はその人に話しかけてるんですもん!

 

 

しかも、おばあちゃんって相手の話を聞くよりも自分の話をしたくて仕方ないんですよね。

自分の話だけ一方的にするだけして

スッキリしたらベッドへ帰っていく…って感じで。

 

 

カーテン越しにその会話の内容を聞きながら

私まで疲れてくるくらいでした。

 

 

 

私も話しかけられそうだな…と思っていたら

案の定、私もトイレに行く時にとうとう話しかけられてしまった。

 

 

根が体育会系なので

年輩の方を適当にあしらうことができない私汗うさぎ

 

 

 

何の病気なの?♫」

と聞かれて

「あっ肝臓に持病があって、胆管炎で…」

と答えると

「あら〜そうなの〜

私はね〜◯◯の◯◯が◯◯年前から悪くて

◯◯に入院してきて

◯◯が◯◯で〜

◎△$♪×¥●&%〜♫」

 

止まらない

長話が始まる…

 

 

 

うぅ、とうとう捕まってしまったー…と思わずにいられませんでした。

 

 

初めこそは、おばあちゃん達もさみしいんだろうな…仕方ないな…と思っていましたが…

 

 

正直、あなたの病状も入院した経緯もそんなこたぁ何も興味ないよー!?なんて言えず…。

 

 

 

ただただ

「あぁ、あぁ、そうなんですね…

そうなんですね…

そうなんですね…」

って頷くだけ。

 

 

 

私、点滴しながら立ちっぱなしで

話聞くのも辛いんですが…。

 

 

 

まぁ、察せないよねぇ…

 

 

 

自分の急な入院と

同じタイミングで息子が学校でいろいろやらかしてて

メンタルボロボロだった私にとって

それはそれはしんどいものでした。

 

 

興味のない人の話を延々聞かされるってほんと地獄…

 

 

 

私自身の話を聞いて励ましてくれるならまだ救われますが、自分の話ばかりなんですもん…

会話のキャッチボールなんて出来ない出来ない。

 

 

 

 

そんな感じで、うわぁ〜病室ガチャ失敗したーと思った。

 

 

でも、どちらかというと私より60代の人のほうが話しかけられる率が高くて。 

 

 

 

聞けば60代の方はケアマネージャーの仕事をしているらしい。聞き上手な感じがするもん。納得。

60代の人には悪いけど(この人がいれば私はそんなに標的にされなくてもいいかな?)と思っていた…

 

 

 

ですが…

 

 

 

60代の人、早々に退院!!

あぁぁ〜。

退院は喜ばしいことだけど。

あぁぁぁ〜。

 

 

 

60代の人が退院するときに

 

 

「こんなに賑やかな病室になるとは思わなかったわアセアセ

私が退院したらたくみさんが話相手にされて大変になると思うから、おばあちゃんたち、ほどほどにしておいてね!!煽り

 

 

 

とおばあちゃん達にやんわーーり釘を差して

やんわーーり嫌味を言って去っていきました。

 

 

 

おばあちゃんたちは「あらそう〜?♫」って感じで

ガッハッハと笑っていた…

全然効いていない!!

 

 

 

あと、60代の人は私にこっそりと

「退院するまで大変だと思うけどがんばってね昇天

とお菓子や飲み物くれた…

 

 

 

もちろん、頑張ってねというのは闘病のことではなく

おばあちゃん方を上手くあしらってね…という意味での頑張って、だ。

 

 

 

そして案の定、私、標的にされるですよ。

 

 

 

なんで私ー!?

70代と80代のおばあちゃん同世代同士2人で談話室にでも行って気が済むまで話してくりゃいーじゃん!!と思わずにはいられなかったのですが…

 

 

 

どちらも人の話を聞くことは適当。

自分の話をすることが好きで

かぶせまくり、マウント取りまくりだから2人はあまり気が合わなそうな感じ…。

 

 

 

 

私は「うんうん」とだけ、ずっと話を聞いてるからか…

自分達の孫世代だからか…

「ここの病院は〇〇で〜

私の時代は〇〇が〜

今の若い子たちは〜〇〇

◎△$♪×¥●&%〜♫」

お構いなしに話しかけてくる。

トイレに立ったり食器を下げに行くたびに話しかけられる。

 

 

 

 

 

 

いろんな意味で

辛い入院生活の幕開けとなった。

 

 

 

 

 

長くなりそうなので続きます!!!