私「おはようございます~」

ママ「あら、おはよう。早いじゃない」


あれから私は何となく早起きが続いていた。

と言っても、起きるのは7:00台なので一般的な時間だ。

私の出勤は12:00からなので、そんなに早く起きる必要はないのだけど、早起きを続けている。

早く起きることで、わかったこと。

体の調子が良く、頭の回転が速くなる。

時間をものすごく意識して生活するので、時間を無駄に使わなくなる。

いろいろ我慢して時間管理をしているので、「やりたいこと」がものすごく明確になる。


いろいろ我慢してることとは、本を読んだりメールチェックしたりパソコンを見ることだ。

夜にやってしまうと、だらだらとやり続けてしまう。

しかし、朝にすると制限時間が決まっているのでその時間内で終えなくてはいけない。

だから更新されてないブログを何回も無駄に見たり

メールチェックのボタンを何回も無駄に押したり

そういう行動が少なくなって、効率的になってくる。


この間は、

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!/池田 千恵
¥1,470
Amazon.co.jp

という本を読んでみた。

あまり、共感できるタイトルじゃないな・・・と思っていたけれど、中身は割と共感できる内容だった。

要約すると、

別に4時じゃなくても、自分のライフバランスにあった時間帯で早起きするのがいいですよ。

てなことが書いてあった。

筆者は、23:00に寝て4:00に起きているらしいけれど

私は、22:30に帰宅するんだもの…その時間帯は、無理。

でも、10:00に起きているところをうまくコントロールして8:00までに起きる習慣をつけることはできる。

確かに、早起きの習慣は良いスパイラルを生み出しているようだ。


本の中に、スリープトラッカーというものが紹介されていた。

起きたい時間付近の中で、起きやすい睡眠状態にあることを見計らってベストな時に起こしてくれる腕時計があるらしい!!!

科学の進歩って、すげーーーー!!!!


部屋を掃除してたら、ダーリンのテリトリーのような場所から、一冊の参考書が出てきた。

簿記の参考書だった。

一向に勉強してないな・・・

と思っていたけど、密かに勉強していたのね。


これで少し、数字に対する意識が芽生えてくれればいいな・・・。

今日は休日。

ちょっと遅め・・・とは言っても、9:00には起きた。

こないだの経験から、早起きって気持ちが良いなと学んだ。

普段は7:00台に起きて、休日は9:00に起きる。

健康的でバランスが良い。


部屋を暖かくして、ゆっくり着替え午前中は家事をする。

洗濯機を回しながら、掃除機をかける。

部屋がきれいになって行くのが、普通に嬉しい。

英会話のCDを聴きながら、アイロンをかける。

なんか、久しぶりだな・・・

こうゆっくり過ごすのって・・・。

家の外に遊びに来てるネコと遊んで玄関周りを掃除する。


ゆっくりと時間を使う贅沢。

不満だらけの毎日だったけど、ずいぶん幸せだったんだな。

睡眠時間を削って早朝から深夜まで働くのは・・・

短期間ならいいけれど、やはり長続きはしない。


私はのんびりするのが好きだし

睡眠時間もたっぷり欲しいし

自分の時間も欲しいし

家事だってする時間も欲しい。

ダーリンの夢を応援したい気持ちもあるけれど

自分のしたいことをすべて犠牲にして走り続けるのは無理だ。


落ち込み気味のダーリン。

私はどうすればいいんだろう?





しばらく考えよう・・・。

何としてでも、私をA店で働かせたいダーリン。


ダ「何も週に何回も働けとは言ってないんだ。

  週に一回入ってくれればいいんだよ!

  そして、仕事を徐々に覚えてくれさえすれば」

私「じゃぁ、今の仕事辞める」

ダ「ダメに決まってんだろ(-_-メ)

私「だって、頭が混乱するもん」

ダ「暇な時間からやれば大丈夫だって!」

私「素手で漂白剤触るのは、イヤだもん!!」

ダ「A店では、みんな手袋使ってやってるから!!」

私「つめたい水しか出ないのもイヤだもん!!」

ダ「A店は、お湯がちゃんと出るから!!」

私「半袖で掃除するのは、辛いもん!!」

ダ「A店には、長袖のカーディガンがあってみんなそれを着てるから!!」


すべての言い訳をクリアされてしまった・・・。

でもね・・・

何だかやる気が出ないんですよ・・・。

一番の問題点は、そこですよ・・・。


私「もうちょっと、時間くれないかな・・・。

  しばらく、ゆっくり考えたい」

ダ「そ、そうか・・・」


もし、私が週に一回無理のないペースで働いて仕事を覚えたとしても、経営はかなり難しい・・・。

無理に借金をして、必死に働かなくても、今は多くはないけれど普通に暮らしていける収入はあるし、それなりに自分の時間を楽しむことができる。


転職して、収入が激減してショックで今の生活に不満だらけだったけど、バイトに行ってみて思った。

私は、なんて恵まれた生活を送っていたのだろうって。


ダ「よし、やっぱりA店で働こうじゃないか!

  俺からオーナーさんに言っといてやる!!」

私「・・・・・・・・・・・・・」


挫折したばかりの人間に向かって・・・平然と言うダーリン。


私「しばらく勘弁して欲しいんですけど・・・」

ダ「え・・・カフェドリーム、嫌いになっちゃった・・・?」

私「嫌いじゃないよ?

  お客さんとして利用するのは、良い店だと思う。

  でも、働くのはちょっと私には無理かも知れない」

ダ「なぜだ!!!」

私「朝早いの苦手だし」

ダ「昼間働けばいいだろう」

私「シフト出るの遅いから、希望が出せないし、曜日とか時間とかばらばらだから相手にとっては

  都合悪いんじゃないかしら?」

ダ「俺だって、今週一しか入れてもらえてないんだぞ!!

  シフト希望5回書いて一回しか入れないんだぞ!!

  打率2割だ!

  適当にシフト希望書いといて、入れなかったら俺が代わりに入ってやるよ♪」

私「・・・・・単にあなたが働きたいだけなのでは・・・・・・?」

ダ「店に入り込んじゃえば、こっちのもんだって!!

  A店はD店に比べれば、狭いし客来ないし、確実に暇だ!!!

  せかされまくって慌てることもないぞ!

  それに、アイドルタイムに仕事を覚えて慣れた頃にピークタイムにチャレンジすればいいんです!」

私「それもそうなんだけど・・・アイドルタイムとは言っても、それなりにお客さんは入ってきてるじゃない?

  私、自分で言うのもなんだけど、とろいじゃん・・・?

  一つのことしかできないのよ・・・

  いろんな事を同時にやると頭が混乱して・・・」

ダ「アイドルタイムなら、一つずつこなせるって。

  暇があったら先を読んで動いて行けば慌てることもないし。

  レジうちなんて、楽で良いぜ♪」

私「でもさ、レジうちながらドリンクを作らないといけないじゃん?」

ダ「だって、客が財布から金を出してる間って、暇じゃん?

  その暇な時間を利用して、作ればいいだけじゃん。余裕♪」

私「・・・それは、暇と表現するの・・・?」

ダ「”さっさと金出せよ”って思いながら見てるくらいなら、ドリンクを作ったらちょうど良いじゃん」

私「・・・・・・」


時間に対しての感覚、やっぱり随分違うんだなぁと実感。

慣れの問題もあるんだろうけど、やっぱり自信がない・・・。

今日は一日だけ使った制服を返却しにD店に行って来た。

店長さんは、

「制服のクリーニング代を差っ引いた時給も現金で支払いますから、その時にお渡しします」

と言っていたが・・・

何か時給貰うのも非常に申し訳ないけれど、貰わなきゃ貰わないで社会的に問題が生じてしまうからもらっておいた方が迷惑じゃないんだろうな・・・。


今日行くと、店長さんは不在で教えてくれた社員さんがいた。

社員さんは、いろいろ聞きたげな雰囲気を醸し出していたけれど、とりあえずは笑顔で

「あまり無理はダメですよ、また何かありましたらよろしくお願いします!」

と言ってくれた。

「で、時給なんですけど・・・今月末締めで来月の支払いになりますので、

その頃取りに来て下さいね












えっっっっ・・・・・・・・・



いやだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カフェドリームD店の混雑ぶりはすごかった。

それを思い出すと、やっぱりぞっとする。

片付けをずっとしていて、コップの数やグラスの数から何となく数字が見えてきた。


朝は、出勤前のビジネスマンたちのブレイクタイムで混雑する。

ほとんどがコーヒーを飲みながら一服する人たちだ。

そして、5人に一人くらいがパンを注文する。

片付けた食器の数と回収しに行った回数を合わせた考えてみると・・・

私が入った7:00~9:00の間の売り上げは


180客・客単価@280・売上¥50400


くらいだと思う。

それを踏まえ、試算をしてみると・・・


一日の売り上げは、約20万~25万と推測される。

仮に、平日25万・休日20万だと仮定すると

平日・22日×25万=550万

休日・ 8日×20万=160万

1か月合計       710万

と、なる。


原材料費は約40%の290万

ターミナル駅の坪数単価@2万円だと仮定して、家賃140万

人件費 社員が日当@1万円月6日休み・アルバイトが時給1千円だと仮定して、190万

で、ここまでの残りが90万。

それから、店のローン。

D店がいくらかかって作ったかはわからないが、B店の隣の店と同じレベル感という事を考えると、

やはり8千万くらいかかっているのだろう。

そうすると、1か月あたり80万は返していかないと。

備品やら光熱費やら町内会費やら修繕費やら、かかって来る費用は沢山ある。

そうしたら、あんなに混雑していてあんなに忙殺されるような忙しさなのに、利益すれすれじゃない?

マシーンが壊れたら、すぐに赤字だ。

ちなみにこの計算にはオーナーの収益が入っていない。

慈善事業じゃないんだから、収入がなければオーナーだって生活していけない。

家賃がなければ・・・

ローンがなければ・・・

利益は出ると思う。

しかし、両方あるのであれば・・・これは地獄だな・・・。

ママ「そう言えば、今日ラーメン屋さんに行ったんだけどね・・・

   ラーメン屋さんってすごいわね!

   トッピングとか味とか複雑に何種類もあるのに、口頭だけで全部覚えて

   間違いないように出してるんだから」

私 「そうですよね。

   それに、麺の硬さとか脂の量とか今はいろいろうるさいお客さんが多いから、

   そう言うのも全部、ですもんね」

ママ「だって、作りながら聞いてるわけでしょ?

   頭の中、ごちゃごちゃにならないのかしら?

   作る順番間違えたりしないのかしら?


   いろんな事やりながら、手際よくあんなに複雑なものを間違いなくこなしてるんだから

   本当にすごい!!

   私にはできないわ!!

   って、思ったわ」

私 「うん、確かに私だったらごっちゃになってパニックになるでしょうね」


そう言って、カフェドリームの厨房での様子を思い出す。

カフェドリームでは、基本は

1.レジを打ちながら、ドリンクを作る人

2.フードを作ったり、ドリンクを作る人

3.洗い物をしたり、片付けしたり補助する人

の3人体制だ。

お客さんの注文をどんどん受けながら、1や2の人が手際よく注文品を作っていく。

2の人は、パンを焼きながらドリンクを作ったり、いろんなものを用意したり同時進行でたくさん作って行く。

3の人も、2の人が使う食器をササッと用意したり、場合によってはパンを焼いてあげたりする。


お客さんの注文、とても覚えきれないし!!!

2つや3つならなんとかだけど、4つや5つの同時進行は私には無理!!!

って、感じた。


最近になって、よく思うこと。

それは、スピード感の低下やとっさの判断能力・記憶力が著しく低下しているということ。

文章に書いたり、熟考したりした上での判断能力や思考能力記憶力は向上しているのに対し、

カフェドリームなどで必要な、言われたことをすぐ行動に移さないといけないスキルは低下しまくっている。

D店で2階席に食器を片づけに行った際、テーブル席やカウンター席がいくつ空いているかをその都度レジの人に伝えなくてはいけないのだが、刻々と変わる数字を記憶して伝えるという行為がものすごく難しいことに感じてしまった。


今、7席空いてるけど一人立った。

あ、食器を片づけてくれようとしてるから受け取らないと。

「恐れ入ります、ありがとうございます~」

また一人立った・・・と思ったら、3人入って来た。

「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ」

「ありがとうございました」

3人は、二組みたいだ・・・。

あぁ、食器が溜まりまくってる・・・早く降ろさなくちゃ・・・!!!

また、一人立った・・・。

「恐れ入ります」

早く食器降ろさなくちゃ~・・・


で、結局今上は何席空いてるっけ―――――?


みたいな感じになってしまった_| ̄|○

私って、頭悪いな!!!

でも、時間かければそこまで頭悪くもなかったりするのよ・・・。

仕事する上でのスピード感って、絶対必要だよね。

こんな簡単な仕事もできなかった私は、カフェの仕事って向いてるの?


ダーリン、私に働かせたらとんでもないことになるかもよ???

翌日、D店に電話をかけた。

なんか、私のわがままのせいで・・・と思うと心苦しくて、電話するのが辛かったが、店長さんは明るく話をしてくれた。


店長「あぁ、体調の方はいかがですか?

   昨日ご主人から連絡がありましたよ」

私 「はぃ、申し訳ありません・・・だいぶ良くなったのですが」

店長「それは良かったです。

   やっぱり、続けるのは難しそうですよね?」

私 「はぃ、ご迷惑だけかけて本当に申し訳ないのですが――――」

店長「イエイエ、無理はしない方が良いですよ~~。

   あ、制服だけ体調がよくなったら持ってきてもらえますか?

   その時に、働いてもらった時給分もお渡ししますからね」

私 「そんなお金を受け取るのも申し訳ない気分です・・・」

店長「ちゃんと働いてるんですから、それは当然ですよ!

   じゃぁ、お待ちしてます」


飲食店に菌を持ち込んだら失礼なので、とりあえず菌を撒き散らさないくらいになってから伺うことにした。

もう一回行くの、イヤだなぁ・・・。

私「次の出勤日は、明後日なんだけど・・・もう無理なので、明日電話します」

ダ「そうか・・・・・」

私「D店には迷惑かけて申し訳ないけど、体調が悪くてという旨を伝えます」

ダ「わかった。


  じゃぁ、俺が代わりにD店で働くぜ」

私「はぁっ!!?」

ダ「妻の責任は夫の責任。

  妻の失敗は夫が面倒を見る!!

  明後日人が足りないならば、私が働きましょう!!!」

私「あの~・・・

  あなた、そんなことができるんですか?

  カフェドリームって、そう言う仕組み・・?」

ダ「さぁ~~?

  でも、聞いてみなくちゃわからないだろ」



そう言って、ダーリンはD店に電話をし始めた。



ダ「お忙しいところ恐れ入ります、この度妻がお世話になっておりますが―――――――」















そして・・・











ダ「やっぱり、俺が働くのはダメだった(^▽^;)

  面接とか一度お会いしないと、そうもいかないでしょう・・・

  って言われちゃったし


  体調がよくなったら、奥様から電話下さい

  って言ってたよ」

私「まぁぁ、そうだろうねぇ・・・・・」

ダ「それに、女性スタッフが欲しいんだって。

  野郎には厳しい業界だぜ!!」


それにしても・・・ダーリンって、たまにとんでもないこと言い出すけど、度胸あるよなぁ~・・・。