VMwareでMacOS | Count Zeroの備忘録

Count Zeroの備忘録

日頃の困ったを解消した時の方法をメモしてます。
PC、Linuxネタが多めです。

Windows,Linuxいじってたら、MacOSも、いじってみたくなります。
ハードウェアでHackintoshは挫折したので、VMwareを使っちゃいます。
VirtualBOXも使ってみましたが、古いMacOSしか動かせませんでした。
ベンチマーク見るとVMwareは遅いですが、導入の手軽さは一番です。

というわけで、まずは無料になったVMware Workstationをダウンロードします。

なかなか探しにくいところにあります。

 

 

登録が必要です。

ログインしたら、MyDownloadをクリック

Free Software Download Available HEREをクリック

VMware Workstation Proをクリック

Windows,Linux必要な方の25H2をダウンロード



MacOS使うには、アンロッカーというものが必要になります。
今回使わせてもらったのは、これです。WindowsとLinux両方使えます。

 

 

git clone https://github.com/BDisp/unlocker.git


Windowsではunlocker.exeを右クリック、管理者権限で実行します。
Linuxではsudo bash lnx-install.shです。


MacOSをVMwareにインストールするにはMacOSのISOファイルが必要になります。
AppleIDを使いたいときはSonomaを探しましょう。
Sequoiaをインストールすると「不明なエラーです」が出てID登録できません。

Sonomaだと登録できます。(認証にiPhone必要)iCloud連携もできます。でもVMなので制限はあります。

 

 

今回はLinux使ってインストールしていきます。

Windows版はVMwarePro17.6のVMをアップグレードしちゃいました。

Windowsのインストールもほぼ同じ手順です。

VMの設定はこんな感じ。OperatingSystemは後でmacOS 26に変更します。

インストールの前にHDDを消去します。一番下。

名称はお好きな名前に。フォーマットはMac OS拡張(ジャーナリング)、方式はGUIDパーティションマップ。

あとは指示通りにインストールを進める。


AppleIDは後から設定。


unlockerのフォルダの中のtoolsフォルダの中のdarwin.isoをcd/dvdドライブに設定。
VMwareToolsをインストール。

パスワードがー、許可がー、再起動がーってワチャワチャ出てVMwareToolsインストール失敗と出るけど、再起動しないで、もう一度インストールすると、パスワード入れるだけで済みます。


それと、時刻がアメリカ時間しか選べないので、ターミナルからコマンドで設定します。

 

sudo rm /etc/localtime; sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
再起動で反映されます。

そのまま使っても良いですが、どうせなら新しいのを触ってみたいですよね。
OSのアップデートをします。アップデートしてもアカウントは登録されたままです。
アップデート後はアカウント、iCloudとも登録できなくなるので、Sonomaのうちに済ませてください。
それと、まずいことがあります。
Tahoeにアップデートすると、ログインパスワードが使えなくなりログインできなくなります。
なので、アップデートの前に、ログインパスワードを無入力に変更へします。

また、Linux版はOperating Systemが14のままだとVMwareがエラーはいてアップデート失敗するので、VMをシャットダウンしてから、VMの設定画面のオプションタブでOperating SystemをMacOS 26にしてください。


それからアップデートです。


Tahoeは重いやーってときはSequoiaでもいいと思います。
アップデート終わったら、ログインパスワードを再登録してください。
登録しないとターミナルでsudoが使えなくなります。


さて、AppleID使えるならXcode使えるんじゃね?ってことでAPPStore覗いてみます。
ありました。ダウンロードできない・・・。できない場合は、ウェブ検索します。

「apple xcode ダウンロード」Apple Developer Xcodeというのがヒットするので開く。
Apple Developerからリソースの確認→利用可能なXcodeベータ版を確認する→Apple Developerにログイン
(AppleIDでOK。認証にiPhone必要です。)開いたページからXcodeをダウンロードできます。


開発までできるかどうかは、お試しでお布施99$は高すぎるので試してません。iCloud連携できているので、できそうな気もしますが、支払い関係制限されているので、駄目な気もします。

また、Mac以外のVMで開発して良いものなのか、といった問題もあります。

と、ここまではうまく行きましたが、セキュアブート環境でLinux使ってる方は、このダイアログが出るはずです。


なので署名してやります。

秘密鍵と証明書を作成。
openssl req -new -x509 -newkey rsa:2048 -keyout MOK.key -out MOK.crt -nodes -days 365 -subj "/CN=My vmware MOK/"

DER形式に変換。
openssl x509 -in MOK.crt -outform DER -out MOK.der

sudo mokutil --import MOK.der

パスワードを設定。
再起動後、MOK Managerで「Enroll MOK」を選び、さっき設定したパスワード入力。

再起動したら、このファイルに署名。


sudo /usr/src/linux-headers-$(uname -r)/scripts/sign-file sha256 MOK.key MOK.crt /lib/modules/$(uname -r)/misc/vmmon.ko
sudo /usr/src/linux-headers-$(uname -r)/scripts/sign-file sha256 MOK.key MOK.crt /lib/modules/$(uname -r)/misc/vmnet.ko

確認。

mokutil --list-enrolled | grep -i vmware

sudo modinfo -F signer vmmon
sudo modinfo -F signer vmnet

もう一回再起動。

これでVMwareが起動します。