╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

さて今日は昨日の引き続き、9月にある国際デー、中旬の5つについて、調べてみました。

まとめサイトなどによらず、できるだけ公的機関のウェブサイトから情報を得るようにしています。

その日が制定されるに至った過程や、なぜその日になったのか、目的は何か、現状はどうか等、調べて行くうちに色々なことが見えてくるからです。

 

 

まず最初の国際デーは

 


9月12日    国連南南協力デー

 

独立行政法人 国際協力機構(JICA)のウェブサイトに「南南・三角協力」について書かれたページがありました。

 

 

一部引用させて頂きますと↓

(下線筆者)

 

南南協力とは、開発途上国の中で、ある分野において開発の進んだ国が、別の途上国の開発を支援することです。JICAでは、「開発途上国が相互の連携を深めながら、技術協力や経済協力を行いつつ、自立発展に向けて行う相互の協力」と定義しています。

また、三角協力とは、先進国や国際機関が、途上国が他の途上国に対して行う南南協力を資金・技術・運営方法等で支援することを指します。

(後略)

 

なるほど。

南南協力とは、途上国同士の協力、三角協力とは、先進国が南南協力に対して資金面や技術面などで支援することなのですね。

 

さらに

 

南南協力は東西冷戦の激化した時代に「南の連帯」として促進されてきた経緯があります。1955年にインドネシア・バンドンで開催された「アジア・アフリカ会議」では、アジア・アフリカの途上国が、途上国同士の連帯によって開発問題に取り組む意思を表明しました。さらに、1978年にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された国連会議で、開発途上国間の技術協力を促進するため、38項目の具体的措置からなる「ブエノスアイレス行動計画」(BAPA)が採択され、その後の南南協力拡大の試金石的な役割を果たしました。バンドン会議に参加し、1975年に三角協力を開始した日本は、南南・三角協力について、国際的にも先駆的な役割を果たしたと評価されています。

 

 

なるほどなるほど。

南南協力の歴史は古く、

1955年から「アジア・アフリカ会議」が開催され、米ソの大国によらず、自分たちの力で連帯して課題に取り組もうとしてきたものが、

1978年の国際会議でそれを促進しようとする「ブエノスアイレス行動計画」というものが採択されたことに由来するようです。

 

余談ですが、ちょっと誇らしいのが、日本が三角協力において先駆的な役割を果たしていて、国際的にも評価されていたんですね照れ

 

さて話を戻しますと、

じゃあ、「ブエノスアイレス行動計画」が採択されたのが、9月9日なのよね、きっと、と思って、調べて行きますと、

 

JICAのXのアカウント、2011年12月19日のポストです↓

(下線筆者)

 

 

 

本日12/19は「国際南南協力デー」。1978年のこの日、国連総会で開発途上国間の技術協力を推進するブエノスアイレス行動計画が承認されたことを記念しています。

 

あれ?あれれ?

12月19日?

いえいえ、12月19日、何の国際デーもないですよ?

どういうことでしょう?

 

南南協力と9月の関係…とさらに深掘りしていきますと、

国連フォーラムの2013年1月18日の

「南南協力・三角協力とは~開発におけるその役割」

という勉強会の報告ページにチラッと載っていました↓

(下線筆者)

 

 

関連部分を引用させて頂きますと、

 

(前略)

以上のような南南協力を推進している、国連南南協力室とはどういった組織なのだろうか。その始まりは、1974年の国連決議により、UNDP内に技術協力(TCDC)促進のための「南南協力特別ユニット」が設立されたところまでさかのぼる。その後、1978年の国連TCDC会合にて採択されたブエノスアイレス行動計画(BAPA)により、南南協力ハイレベル委員会の事務局機能が南南協力特別ユニットに与えられ、UNDPにホストされ、地球規模及び国連システム内での南南協力及び三角協力に関する啓蒙、促進、支援の役割を担ってきた。さらに、2009年の国連南南協力ハイレベル会議で、開発経験の発信、展示、移転をサポートするプラットフォーム作成の役割が与えられ2012年9月国連決議により、名称が南南協力特別ユニットから国連南南協力室に変更となり、国連全体へサービスを提供するという使命がより明確になった。

(後略)

 

ということで、この、

「名称が南南協力特別ユニットから国連南南協力室に変更」となった

「2012年9月」が、きっと9月12日だったのではないかなあ、

先ほどのJICAのXのポストも2011年だったし、矛盾はしないね、と、

確たる資料は見つからなかったけれど、

そうであってほしいとの希望を込めて、思うのであります😅

 

 

さて次は

 


9月15日    国際民主主義デー

 

国連ウェブサイトの「国際民主主義デー」のページです↓

 

https://www.un.org/en/observances/democracy-day

 

 

このページによれば

 

「国際民主主義デーは、世界の民主主義の現状を再検討する機会」

 

と書かれています。

 

また2023年の「国際民主主義デー」にむけたグテーレス国連事務総長のメッセージが載っています↓

 

https://www.un.org/en/observances/democracy-day/messages

 

この中で事務総長は

 

「国際民主主義デーにあたり、私たちは民主主義が社会に約束していることを祝福し、緊張と混乱の時代に民主主義が直面している多くの脅威を認識します。」

 

と述べています。

 

「民主主義」という、ワードが大きすぎるために端的に表現されたページが見つけられませんでしたが、要するに

「民主主義の価値を再認識し、現状の課題を再検討する日」

ということだと思います。

なぜ9月15日かという疑問に対しては、答えてくれる資料には行き当たりませんでした。

残念。

 

 

さて次は

 

 

9月16日    オゾン層保護のための国際デー

 

 

国連広報センターのFacebook、2022年9月16日のページです↓

 

 

こちらによりますと、

 

(前略)

この国際デーは1987年オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書が調印されたことを記念して制定されました。

(後略)

 


さらに、9月は日本では「オゾン層保護対策月間」です↓

 

 

このページによれば

(下線筆者)

 

我が国では、9月を「オゾン層保護対策推進月間」として、毎年、オゾン層保護やフロン等対策に関する様々な普及啓発活動を行っています。なお、国連環境計画(UNEP)では、1995年からモントリオール議定書が採択された9月16日を「国際オゾン層保護デー」(International Day for the Preservation of the Ozone Layer)と定めています。

 

なるほど。

1987年9月16日、モントリオール議定書が調印され、

1995年から、この日を「国際オゾン層保護デー」と定めたわけですね。

その目的は、「オゾン層保護」や「フロン等の対策」に関して啓発すること、ということですね。

 

先ほどの環境省のページには、オゾン層保護のために、具体的に何をすれば良いかが列挙してあります。

とても勉強になりました。

 

 

さて次は

 


9月16日    心血管インターベンションのための国際デー

 

 

心血管インターベンションとは何ぞや?と思って

ざーっと調べてみますと、ざっくり言いまして

「心筋梗塞などに対して、カテーテルという細い管を血管に通して行う治療」

ということでした。

ただ、その「国際デー」となると、今回はまったく、ひとつも、ヒットしませんでした😅

なので、勝手に想像するしかありません、あしからず😅

 

 

最後も健康についての国際デーです。

 


9月17日    患者の安全のための世界デー 

 

 

こちらは沢山ヒットしました照れ

 

まずは日本WHO協会の「世界患者安全の日」のページです↓

 

 

一部引用させて頂きますと↓

 

世界患者安全の日 (World Patient Safety Day) は、患者の安全性を向上させるために、公衆衛生に対する意識を高め、患者、医療従事者、政策立案者、ヘルスケアリーダー間の協力を促進する機会です。

(下線筆者)

 

また厚生労働省のウェブサイト内「世界患者安全の日」のページによりますと↓

 

 

こちらでは

 

「世界患者安全の日(以下、WPSD:World Patient Safety Day)」とは、「患者安全を促進すべく世界保健機関(以下、WHO)加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすること」を目的として、医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するために2019年にWHO総会で制定されました。

(後略)

 

なるほど。

「患者」の安全のための日ですが、同時に「医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するため」の日なんですね。

そして2019年に制定された、比較的新しい国際デーであることもわかりました。

 

このページには、「世界患者安全の日」の制定までの敬意も載っていまして、

第1回「世界患者安全サミット」が開催されたのが2016年、

しかし以前からドイツ、オーストリア、スイスなどでは9月17日に患者安全に関する会合を開催していたことから、

2019年に「世界患者安全の日」を「9月17日」にすることが決定された、とのことでした。

 

ふむふむ、なるほど。

 

 

今日はなかなか情報にたどり着きにくい、ハードな調べものでした😅

 

 

それではまた!

 

 

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