いつもお付き合いいただきありがとうございます。
初夏、花々が咲き誇り、清清しい風に揺れる姿は心も晴れやかになりますね
でもじつはそれ、「特定外来生物」かもしれません
私も数週間前から、よく通りがかる空き地を眺めながら
今年も見事な花畑だなあ
でもあの子たちはあまりありがたくない子たちなのよね~😅
と思っています。
それは、オオキンケイギクです。
私もつい数年前までは、これ、キバナコスモスだと思っていました。
時期が違うけど、温暖化で季節感もおかしくなってきているからなあ、
くらいにしか思っていませんでしたね。
オオキンケイギクは特定外来生物に指定されているので、
きれいだからと言ってお庭に連れて帰ったりしてはいけません
出来れば種を付ける前に抜いて、ごみ袋などに入れてごみの日に出すなど、きっちり処分したほうが良い植物です。
先日外来植物観察会に行ってきたんですが、その時担当の方に、道端に咲いているオオキンケイギクはどうしたら良いかと聞きました。
抜きたい気持ちはわかるけれど、地権者や管理者等、その場では分からないと思うので、自治体の担当課などに伝えるくらいが関の山なのかな、ということでした。
さて、こちらの花は何か、ご存知ですか?
花1
花2
道端でよく見かける花ですよね。
この二つ、実は違うんですよ。
アップにしてみますね。
花1アップ
花2アップ
そっくり過ぎてわかりません😅
では、葉っぱの付け根を見てもらいましょう。
花1葉の付け根
花2葉の付け根
あ~、なんか違うなあっていうの、わかりますか?
答えは、花1がハルジオン、花2がヒメジョオンです。
この二つは、特定外来生物ではないものの、
日本の侵略的外来生物ワースト100に指定されています。
なので、おうちに連れて帰っても怒られはしないけれど、できれば抜いて処分してほしい植物です。
二つとも同じ扱いなので、見分ける必要はないのですが、
先日行った外来植物観察会で聞いた見分けポイントをご紹介しますね。
花やぱっと見の姿で見分けるのはほぼ無理です😅
ハルジオン
花が咲く時期が早めの4月がピーク。
蕾がクタッとうつむいている(といういけど上を向いているのもある😅)
葉の付け根が茎を抱いている(巻いている?)
茎を折ってみると中が空洞。
ヒメジョオン
花が咲く時期が遅めの5月がピーク。
蕾は上を向いている(というけど垂れているのもある😅)
葉の付け根が茎からシュッと出ている(抱いていない)
茎を折ってみると中が白く詰まっている。
ということで、今咲いているのはほとんどヒメジョオンの方です。
外来植物観察会は4月だったので、ハルジオンが主で、探して探して、やっと1本ヒメジョオンを見つけるくらいでした。
さて、先日絵本をご紹介したときにチラッと写っていた白い花は、フランスギクと言います↓
うちの近くで、先ほどのオオキンケイギクと一緒にうわ~っと花畑を作っているのは、本当に壮観なんですが、こちらも外来種です。
なぜか環境省の侵入外来種データベースには入っていないのですが、北海道や長野県、新潟県などでは駆除の対象となっています。
ほんとにね、ホントに、きれいなんですよ。
だからこそ、わが国にも咲かせたいと思って導入されたんですよね。
植物にとっては、勝手に連れてこられて、増え過ぎたら邪魔者扱いされるなんて、いい迷惑だとは思うんですけどね。
でも、在来種を駆逐する可能性があったり、遺伝子をかく乱させる可能性があるって言うなら、ごめんなさいと言って駆除するのが、いいのかなあと思います。
そこまで影響がないのなら、どう頑張ったってすべての外来種を根絶することはできないのだから、そんなに目くじら立てないで、上手いこと共存していくのが良いんじゃないかなと、思うんですよね
それではまた!
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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
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