╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

先日、≪3月20日・21日は国際デーが沢山≫というお話をしました。

具体的には

3月20日 の≪国際幸福デー≫≪フランス語デー≫、
3月21日の≪国際人種差別撤廃デー≫≪世界詩デー≫≪国際ノウルーズ・デー≫≪世界ダウン症の日≫≪国際森林デー≫

です。

色々ありますね。

今日はその続き、3月後半の国際デーについて、できるだけ公的な機関のウェブサイトを探してお話します。

 

 

 

3月22日 ≪世界水の日≫

 

日本ユニセフ協会のウェブサイトです↓

 

↑こちらのページによりますと、≪世界水の日≫は

「淡水の保全と持続可能な淡水資源管理の促進への人々の意識を啓発し、各国の行動につなげるため、1992年12月の国連総会で制定」された日で、

去年2023年には、この日に合わせて3月22日から24日までの3日間、ニューヨークの国連本部で、46年ぶりに「国連水会議」が開催されたそうです。

 

日本は水資源に恵まれた土地柄で、いくら「世界には水汲みに行くのに何時間もかかるために学校にいけない子供たちがいるんだ!」なんて言ったところで、実感としてはその大切さを感じにくいかもしれません。

でも、考えてみれば、無駄に水を使うことは、エネルギーを使うことでもあります。

そう考えると、省エネや脱炭素の意味でも、水を大切に使わなきゃいけないなと思いますね。

 

 

 

3月23日 ≪世界気象の日≫

 

気象庁のウェブサイトです↓

 

 ↑こちらのページによりますと、≪世界気象の日≫は

「昭和25年(1950年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念」して、「気象業務への国際的な理解促進を目的に」制定された日です。

毎年この日い合わせてイベント等を行い、気象知識の普及や国際的な気象業務への理解を促すキャンペーンを実施しているとのことです。

 

ちなみに、

世界気象機関のウェブサイトです↓

 

世界気象機関 世界気象の日2024の特設ページです↓

 

 

異常気象が世界中のあちらこちらで起こっている昨今、2024年のテーマは「気候変動対策の最前線」ということなので、私たちも今一度、気象について、防災について、考えたいと思います。

 

 


3月24日 ≪世界結核デー≫

 

日本政府広報オンラインのページです↓

 

↑こちらによりますと、≪世界結核デー≫は

「細菌学者ロベルト・コッホが1882年に結核菌の発見を発表した日にちなみ」、1997年の世界保健総会で制定されたものだそうです。

結核というと、「明治の文豪が患っていた不治の病」のイメージですが、このページによると実は

「日本国内でも年間約10,000人以上の新たな患者が発生し、1,600人以上が命を落としている主要な感染症」なのだそうです。

ちなみに世界では、2015年の数字で、年間1040万人が新たに結核を発病し、180万人が命を落としているとか。
案外沢山いるんだな…

元気でいる私たちは、できるだけ結核を予防するとともに、結核を患った方への偏見や差別、疎外など、治療を阻む壁とならないようにしたいものですね。

 

 


3月24日 ≪著しい人権侵害に関する真実に対する権利と犠牲者の尊厳のための国際人権デー≫

 

こちらの国際デーについては、いわゆる「何の日」サイトなどで名前だけ紹介される程度で、公的サイトで見つけることはできませんでした。

WIKIにも載っていないし…

国連の「国際デー一覧」には載っているので、間違いはないはずなのですが…

国連広報センターのウェブサイトにおいて発表される、国連事務総長の「○○の日に寄せて」的なメッセージも、10年くらい遡ってみましたが、

3月21日の≪国債人種差別撤廃デー≫は結構頻繁に、

25日の≪奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー≫は時々、

といった程度で、≪著しい人権侵害に関する~≫の日に対するメッセージは見つけられませんでした。

ちなみに≪人権デー≫は、12月10日に設定されています。

う~ん、あえて≪著しい人権侵害に関する~≫が制定されたのは、何のためなのでしょうねえ…

 

 

 

3月25日 ≪奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー≫

 

国連広報センターから、10年前の2015年、当時の国連事務総長潘基文氏によるメッセージです↓

 

 

↑こちらのページでは潘基文氏は

 

4世紀を超える期間にわたり、約1,500万のアフリカ人が故郷から米州へと強制連行されました。奴隷商人によって買われた人々の数は、これよりもさらに多数に上りました。生き残った奴隷は売買され、すべての尊厳を剥奪され、すべての人権を否定されました。奴隷の子どもたちでさえ、親から引き離されて売られ、その利益は「所有者」のものとなりました。大西洋間奴隷貿易が極悪犯罪であり、人類史上の汚点であることは、今も変わりません。

(中略)

悲しいことに、奴隷制はまだ終わっていません。奴隷制は強制労働や人身取引、性的搾取や奴隷同然の条件での監禁に形を変えて、今も世界各地で根強く生き残っています。

(中略)

私はこの重要な追悼デーにあたり、子どもたちが人種主義と偏見のない、すべての人に平等な機会と権利がある世界に暮らせるよう、現代的な奴隷制を終焉させる決意を新たにすることを求めます。

 

と述べています。

 

また現在の事務総長であるグテーレス氏は、その後10年間この日に寄せてのメッセージは発していませんでしたが、今年は、まだ国連広報のサイトにはアップされていないけれど、声明を出したようで、以下ロイターのウエブサイトです↓

 

 

↑こちらによりますと

 

[25日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は、「奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国連デー」に当たる25日に発表した声明で、過去の奴隷貿易に対する補償の必要性を改めて訴えた。(後略)

 

ということです。

なるほど、確かにそういう考え方もありかもしれませんね。

 

なぜ3月25日なのかというと、一般財団法人 国際協力推進協会のウェブサイトに寄せられた前・駐バルバドス日本国大使 品田光彦氏の投稿が、非常に分かりやすいです↓

 

 

↑こちらの内容の中で、この話の流れに関するごく一部分ですがご紹介しますと、

≪奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー≫は、

2007年の国連総会において、

「1807年のこの日にイギリス議会で「奴隷貿易禁止法」が可決された」ことを記念して、

「15世紀から19世紀の間におこなわれた大西洋奴隷貿易の悲惨な結果と教訓を将来の世代に引き継ぐため」に、

制定されたそうです。

 

うちの子どもが小学生だったころ、ハイチで大きな地震と津波がありました。

その時に「ハイチってどこ?どんな国?」と、子どもと一緒に調べて、当時の奴隷貿易がどれほど悲惨なものだったかを、不勉強ながら子どもと一緒にはじめて学びました。

クラスで募金を集めて、一緒に郵便局に振り込みに行ったことを覚えていますが、

とにかく、「これはこのまま子どもに伝えて良いものかどうか?」と考えてしまうほど、奴隷の扱いはひどかったということを、お知らせしておきますね。

 

 

 

3月25日 ≪拘留中または行方不明のスタッフと連帯する国際デー≫

 

こちらもなかなかサイトを探すのに苦労しました。

かろうじて国連広報センターで見つけたのが↓

 

 

2009年、当時の国連事務総長潘基文氏が出した声明です↓

 

2009年3月25日 国連広報センター

事務総長、国連職員の解放を訴える
本日、「拘留中または行方不明のスタッフと連帯する国際デー」を記念する式典がニューヨーク国連本部で開催された。同式典に出席した潘基文事務総長はメッセージを発し、現在、世界各地で拘留中または行方不明の国連職員19名全員の早期解放を訴えた。

 

なぜ3月25日なのかというと、国連広報センターの、2年前のTwitterによりますと↓

 

 

ということでした。

アレック・コレットさん、悲しい事件ですね…

 

 

さて最後に

3月30日 ≪ごみゼロ国際デー≫

 

2022年に制定されたばかりの新しい国際デーで↓

 

 

↑こちらによりますと≪ごみゼロ国際デー≫は、その名の通り「ごみ問題について全世界が考える日」ということですね。

 

 

最初重めの国際デーが続いたのですが、最後は、比較的軽い「ごみゼロ」の話題で、少しだけ明るく占めることができて良かったです😅

 

 

それではまた!

 

 

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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
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