╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

明日3月8日は≪国際女性デー≫です。

 

まずは広辞苑に載っているかどうか調べてみました。

(下線筆者)

 

こくさい‐ふじん‐デー【国際婦人デー】
(International Women's Day)女性解放をめざす国際的な連帯行動の日。3月8日。1910年コペンハーゲンの国際社会主義婦人会議において、政治上・経済上・社会上の男女平等の達成をめざして提唱された。日本では、23年が最初国際女性デー

 

なるほど、広辞苑では「婦人」という言葉を使うのですね。

 

そもそも「婦人」と「女性」って、違うのでしょうか。

引き続き広辞苑を見ていきますと、

 

ふ‐じん【婦人】
①成人したおんな。女子。婦女。女性。
②嫁とついだ女。

じょ‐せい【女性】
①女。女子。婦人。また、その性。↔男性。
②(文法用語)(省略)

 

なるほど、「成人した」「嫁いだ」という意味合いを含んでいる言葉が「婦人」、ということですね。

 

 

さて、国連機関のウェブサイトで≪国際女性デー≫のページを探してみました。

 

 

↑こちらによりますと、

(下線筆者)

 

女性たちが、平和と安全、開発における役割の拡大、組織やコミュニティーにおける地位向上などによって、どこまでその可能性を広げてきたかを確認すると同時に、今後のさらなる前進に向けて話し合う機会として設けた記念日です。

 

とありました。

 

なぜ3月8日なのかというと

 

 

↑こちらの「経緯」をざっくりまとめますと

 

1908年2月28日 

米国ニューヨークにて縫製工場の女性労働者たちは労働条件の改善を求めてストライキ

 

1909年2月28日

初めて「全米女性の日」の記念行事を行う。

 

1910年

第2回国際社会主義女性会議(コペンハーゲン)開催。

女性の権利向上、地位向上、普通選挙権に対する支援を盛り上げるため「女性の日」の制定を提唱。ただし具体的な月日は未定

 

1911年3月19日

ヨーロッパ各国にて初めて「国際女性の日」記念行事開催。

 

1914~1918年 第1次世界大戦

 

1917年2月最終日曜日(グレゴリオ暦で3月8日

ロシア女性が「パンと平和」を求めて抗議とストライキを決行。

4日後ロシア皇帝は退位し、暫定政府により女性に選挙権が認められた。

 

1975年

国際婦人年に当たるこの年、国連は3月8日を「国際女性の日」とすることを決定

 

 

このページではありませんが、その他に

1904年3月8日アメリカで起こった女性参政権を求めるデモを起源とする説もあります。

 

いずれにせよ、このような経緯で「3月8日」になったわけですね。

なるほど。

 

ちなみに、1910年のコペンハーゲン宣言を受けて、

1923年に日本でも初めて女性の日のデモが行われたそうですが、力ずくで中止させられたそうです。

この時代の世相を考えると、危険を承知で行動を起こした女性が沢山いたんだなあ、素晴らしいなあと思います。

 

 

近藤、30数年前、イタリアはフィレンチェを旅していた時、

「今日はやけに、黄色い小花の花束を持った男性がたくさん歩いているなあ」

と思ったことがあります。

聞いてみたら、

「知らないの?今日は国際婦人デーだよ。

 ミモザの花束を女性にプレゼントするんだ。

 イタリアではミモザの日とも言うんだよ。」

それが私の「国際婦人デー」を知ったきっかけです。

 

ミモザの花の画像をアップしたかったのですが、

近所で見つけられなかったので、

ちょっと前に河津桜と共に撮った画像をどうぞ😅

大きな木で、花姿までは見取れないのですが😅

 

 

 

でも、なぜ「ミモザ」なのでしょう?

調べてみました。

 

 

↑こちらは公益財団プラン・インターナショナルのウェブサイトなのですが、

ここでは「3月8日」の理由は

 

1904年3月8日アメリカのニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことに由来

 

とありますね。

そして「ミモザ」の理由は

 

別名「ミモザの日」とも呼ばれる国際女性デー。(中略)3月8日の国際女性デーに、イタリアで行われていた、男性から女性にミモザの花を贈る習慣から命名されたと伝えられています。

(中略)

ヨーロッパでは、黄色いミモザの花は寒く厳しい冬が終わり暖かな春の訪れを告げる「幸せの花」と言われており、女性のシンボルとして多くの人々に愛されています。
ミモザの花言葉には「感謝」「思いやり」「真実の愛」などがあり、「大切な人やお世話になった人に贈る花」として親しまれています。

 

ということでした。

なるほど。

ミモザは「幸せの花」「女性のシンボル」、花言葉は「感謝」「思いやり」「真実の愛」等があるんですね。

明るい黄色で春らしいし、女性に贈るのにふさわしい花ですね黄色い花

 

 

ただ…「ミモザ」を調べるうちに、

私がミモザだと思っている花は本当にミモザなのか?という疑問が😅

ということで、一旦広辞苑さんに問い合わせてみますと↓

(下線筆者)

 

ミモザ【Mimosa ラテン】
マメ科オジギソウ属植物(その学名)。主に熱帯アメリカに約500種あり、オジギソウなど。
マメ科の観賞用植物ギンヨウアカシアの、フランスでの称。羽状複葉で淡黄色小球形の花をつける。ハナアカシア。

 

おじぎ‐そう【含羞草】
マメ科の小低木で、園芸上は一年草ブラジル原産。日本には天保年間に渡来。茎は直立。高さ約30センチメートル。細毛ととげをもつ。葉に触れると閉じて葉柄を垂れ、暫くして開く。また温度・光・電気などの刺激にも敏感に反応する。、葉腋に花柄を出し、淡紅色の小花を球状に付ける。花後に莢さやを生ずる。知羞草。ネムリグサ。ミモザ。〈[季]夏〉

 

アカシア【Acacia ラテン】
マメ科アカシア属植物(その学名)。常緑木本で、おもにオーストラリア・アフリカなどの乾燥地に約800種分布。ネムノキに似て、枝に針がある。葉は羽状複葉。春から夏、葉腋に無数の黄色または白色の小花を球状または穂状につけ、花後には莢さやを生ずる。材は建築・船具・枕木などに用いる。ミモザ
②(特に北海道で)別属のニセアカシア(ハリエンジュ)の俗称。〈[季]夏〉

 

にせ‐アカシア【贋アカシア】
(Robinia pseudo(偽の)acacia)マメ科落葉高木。北アメリカ原産で、高さ15メートル。枝にとげがあり、葉の小葉は5〜9対。初夏、白色の蝶形花をフジのように総状に下垂し、芳香がある。公園樹、また、砂防・土止めに植栽。材は器具用。ハリエンジュ(針槐)。アカシア。〈[季]夏〉

 

えんじゅ【槐】
(ヱニスの転)マメ科落葉高木。中国原産。幹の高さ約10〜15メートル。樹皮は淡黒褐色で割れ目がある。夏に黄白色の蝶形花をつけ、のち連珠状の莢さやを生ずる。街路樹に植え、材は建築・器具用。花の黄色色素はルチンで高血圧の薬。また乾燥して止血薬とし、果実は痔薬。黄藤。槐樹。「槐の花」は〈[季]夏〉。

 

ねむ‐の‐き【合歓木】
マメ科落葉小高木。山地や川原に自生。葉は細かい羽状複葉、小葉は10〜20対。葉は夜、閉じて垂れる。6〜7月頃、紅色の花を球状に集めて咲く。花弁は目立たず、雄しべは多数に割れ紅色。莢さやは扁長楕円形。材は胴丸火鉢・下駄歯に、樹皮は打撲傷・駆虫に用いる。ねむ。ねぶ。ごうかん。「合歓ねむの花」は〈[季]夏〉。

 

色々出てきて混乱しますね😅

ねむの木の花はこれです。

数年前の6月に撮りました↓

3~4cmくらい、ピンクでふさふさしていて、アラフィフの近藤はこれを見ると「ジュリアナ東京」を思い出します😅

ねむの木は10mくらい大きくなりますが、

オジギソウはこれをず~っと小さくした感じで、葉っぱも花も確かに似てますよね。

先ほど河津桜と一緒に撮った、女性の日に贈る「ミモザ」は、背の高い木ではあるけれど、花はこれを小さ~くして、黄色にした感じですね。

 

ニセアカシアはこちらです↓

これも数年前の5月に撮りました。

白い藤の花のような、これぞマメ科植物って感じの花で、とってもいい香りがします。

「アカシアはちみつ」という場合は、この花のはちみつです。

北原白秋の童謡「この道」に出てくる

「あかしやの はながさいてる」

は、このニセアカシアの事だと思われます。

 

植物の事に関しては、天下のNHKさんの「みんなの園芸」ウェブサイトも見ておきましょう。

 

 

↑こちらによりますと↓

※日本では黄色の花を咲かせるアカシアの仲間をミモザと呼ぶことが多いのですが、アカシアのなかのフサアカシア(A.dealbata)という種類がミモザになります。フサアカシアの英語名・仏語名がミモザ(mimosa)であることがその背景です。
なお、アカシアの仲間にはミモサアカシア(A.decurrens)という和名を持つ別種もあります。

 

 

↑こちらによりますと↓

 

「ミモザ」という別名は属名のMimosaに因りますが、日本では「ミモザ」は別属のフサアカシア(Acacia dealbata)の花名に使われています。これはフサアカシアの葉がオジギソウと似ていることからと呼ばれるようになったといわれます。

 

ということは、

正確にはやっぱり「Mimosa」という学名を持つ「オジギソウ」が「ミモザ」なのだけれど、

オジギソウの葉とフサアカシアの葉が似ていることと、

フサアカシアの英語名・フランス語名が「mimosa」であることから、

日本でも「フサアカシア」を「ミモザ」と呼ぶようになった、

ということなのでしょう。

でも…

「オジギソウ」と言ったらやっぱりピンクの花を思い浮かべますし、

「ミモザ」と言ったら、やっぱり黄色の花を思い浮かべますよね~

それで良いじゃん、ってことに、私はしちゃいますねてへぺろ

 

 

さて、お話を「女性の日」に戻しまして、

 

日本のジェンダーギャップの成績の悪さも気になる所ですが、

ユニセフのウェブサイトでは、日本よりもっと女性が虐げられている世界の現状を伝えています↓

 

 

その地域の文化の尊重ということもありますから、難しい所ではありますが、女性と子どもが笑顔でいられる世界が、やっぱりいいですよね。

 

 

日本でも各地で講演会やイベントが行われるようですよ↓

 

 

大阪城は3月1日から黄色にライトアップされているそうです↓

 

 

 

お住まいの地域でイベントがあれば、参加してみられてはいかがでしょうか?

私の夫からはミモザの花束は望めそうもないですが、ちゃんとアップデートしている男性方は、日ごろの感謝を込めて、女性にミモザを贈ってみると、「お株が上がる」かもしれませんグッド!

お子さんのいるご家庭は、黄色い卵を載せた「ミモザサラダ」を食べながら、

女性の権利について、人権について、考えてみるきっかけになると良いなと思います。

 

 

それではまた!

 

 

1ヶ月ほどの、2024年2月6日に、赤松良子さんが亡くなりました。

労働省から文部大臣を務められ、女性の地位向上、特に男女雇用機会均等法の成立に尽力なさった大先輩です。

ご冥福をお祈り申し上げるとともに、偉大なるご功績に心より感謝致します。

 

 

 

 

 

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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
仕事は好きだけれど、それとは別に、

個人的にこのブログを書いていますウインク


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