╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

今日は読書の記録です。

 

『弟は僕のヒーロー』ジャコモ・マッツァリオール 関口英子訳 小学館 2017年8月6日初版第一刷発行

 

先日静岡市清水区にヨシタケシンスケ展に行ってきました。

この本の可愛らしい恐竜は、ヨシタケシンスケさんのイラストですキラキラ

ステキだな照れ

 

 

さて。

 

ジョヴァンニはダウン症を持った男の子。

でも主人公は彼じゃない、彼の5歳年上の兄、ジャコモ。

ジョヴァンニもジャコモも「子ども」だったころは、バタバタしながらも楽しく暮らしていました。

でもジャコモが思春期に入ったころから、彼は弟を「恥ずかしい」と思うようになってしまいます。

弟はいないと嘘をつき、ついには出先での弟のピンチを見てみぬふりをしてしまいます。

 

「罪悪感」

 

モヤモヤモヤモヤ…ジャコモは息苦しくなっていきます。

 

うん、仕方ないよね、そう思う時もあるよね、でもどうすればいい?

どうしたら良かった?

 

転機はジャコモが15歳の夏のキャンプ場で訪れます。

妹や姉の行動を目にしたことをきっかけに、ジャコモはこう思うようになります。

 

他人にどう見られるかという恐怖は、何者かが僕の心の中にこっそり注ぎこんでいるわけではなく、僕自身が育んでいるだけなのだ。 

 

僕はジョヴァン二に貼りつけていた。ダウン症”というバーコードを剥がし、弟のありのままの姿を見ることができるようになっていた。

 

好きな人を叱るのは、愛情のしるしだろう。僕の弟は「クソ野郎」だと胸を張って言えたとき、僕は本当の意味で偏見から自由になれるはずだった。

 

それからはまた、子どものころのように、心から楽しく過ごせるようになります。

そして、

 

「ダウン症を侮辱する連中の対処法」
そんなチュートリアルをつくったら、きっと役に立つにちがいない。

 

そう考え、弟と一緒にYoutubeのチャンネルを立ち上げます。

これです↓

 

https://www.youtube.com/watch?v=pzuW4lWxIgg

これが多くの人の目に留まり、映画化され、先日日本でも上映されました。

 

 

 

折しも、3月21日は国連が定めた≪世界ダウン症の日≫です。

性染色体を除いた22対の染色体の内、21番目の染色体が3本あることから、2012年から3月21日を≪世界ダウン症の日≫としました↓

 

 

ダウン症のある人たちとその家族、支援者への理解がより一層深まり、ダウン症のある人たちがその人らしく安心して暮らしていけるように、さまざまな啓発のイベントを通して世界中の人々に訴えていくための日です。

 

 

ダウン症の人を含めて、すべての人が納得できる結論やシステム、なんてものは、きっと出ません。

でも、ジョヴァンニの家族は楽しそうで、幸せそうで、それが続いてほしいし、自分の周囲もそんなふうであってほしい、それで良いのかな、と思いました。

 

 

さて、今日のおやつは

名古屋銘菓えびせん「ゆかり」で有名な坂角総本舗さんの「サクサク日記(帆立)」です。

先日名古屋で買ってきました。

昔からある「ゆかり」を海老の風味に帆立のうまみもプラスして、軽く、一口サイズ、食べ切りパックで、美味しくいただきました照れ

 

それではまた!

 

 

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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
仕事は好きだけれど、それとは別に、

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