いつもお付き合いいただきありがとうございます。
今日は読書の記録です。
『四月になれば彼女は』川村元気 2016年11月4日第1刷発行
今、佐藤健さん、長澤まさみさん、森七菜ちゃんらの出演で映画が公開されていますね
ウユニ塩湖を歩く森七菜ちゃん、きれいな絵だなあ
その映画の原作になった小説です
ちなみにね、今日3月27日は、国連が定めた≪世界演劇の日≫です。
演劇や映画といった、直接の生活に関係ないことが、物質的・精神的な制約なくやっていけるということは、平和の証でもありますし、平和のために演劇が貢献できることもある、演劇はそれだけの力があるものだと思います。
さて本題に戻りまして。
まずは帯の紹介文を引用させてください。
あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが、永遠に続くものだと信じていた。
4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と――。
天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。
失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。
「本当に愛しているかどうか?」
そう改めて言われると……愛ってなんでしょう?
この物語の中で主人公の藤代は精神科医、獣医の弥生との結婚を控えています。
弥生との関係は良好。にもかかわらず、先ほどの問いに答えられない、そんな自分にモヤモヤを感じている藤代。
彼の心に引っ掛かっているのは、大学生の頃の初めての恋人ハル。
モヤモヤしながらも結婚へ向けて歩を進めている藤代のもとに、元恋人ハルから10年ぶりの「手紙」が届きます。
「特別」って、何なのでしょう?
「だから私はあなたを愛している」
「だから私は愛されている」
と、はっきり言える根拠ってあるのでしょうか?
う~ん、自信ないな…
この物語の中には、その「問い」に対して
「意思の疎通ができないからこそ愛おしい」と思う者、
「大切で必要な人だけれど愛しているかどうかわからない」と言う者、
「決して手に入らないものしか永遠に愛することはできない」と言う者など、
色々出てきます。
みんなそれぞれ悩んでいます。
ただ…もしかしたら、
「愛」って、
「線」や「面」ではなく、むしろ「点」?
他のいつでもない「今」、
他のどこでもない「ここ」で
他の誰でもない「あなた」と
他の誰でもない「わたし」が描く、
様々な、でも一つ一つ違う「色」の沢山の「点」
なのかもしれません。
一つ一つが「愛」なのだから、それらが集まってできたものが、結果としてどういう絵や形になろうと、あるいはなるまいと、その出来を問うのはナンセンスなのではないかと、思いました。
さて、今日のおやつは
スタジオシュゼットのシーキューブ
キャラメルナッツウィッチとベリーウィッチです。
どなたからだろう?夫が頂いて帰りました
山の手のマダムがカフェでつまんでそうなおしゃれなお菓子でした
それではまた!
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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
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