╲こんにちは/

いつもお付き合いいただきありがとうございます。

 

今日は読書の記録です。

『ひとっこひとり』東直子 双葉社 2023年7月29日第1刷発行

 

作者さんが歌人、詩人であるということで読んでみました。

 

帯の紹介文を引用させて頂きますね。

 

大丈夫だよ。

そう言う夫のやさしさは、

いつもどこか的外れ。

それでも……。

ごめん、ありがとう、きれい

何でもないひとことが、

孤独を抱えるひとりの胸を照らす

歌人・東直子にしか描けない!

「言葉」がもたらす小さな奇跡を見せてくれる短編集

 

人気イラストレーター三好愛の挿絵付き

 

夫に抱えている秘密を言い出せない主婦

わかりあえないままだった老母の葬儀に向かう中年の娘

高校生の娘に弁当を作り続けるシングルファーザー

元担任教師に強引に家に誘われた教え子

真夜中のニュータウンで出会った大学生と若い母親

「言葉」がつなぐ、それぞれの想いとは?

 

優しかったり、しんどかったり、懐かしかったり、ぞっとしたり…

人って、たった一言で落ち込んだり、たった一言で希望が持てたりするものですよね。

 

12編の物語の中で、わたしがどれか一つを上げるとしたら、

「もういいよ」

でしょうか。

突き放すような「もういいよ!」ではなく

諦めるような「もういいよ…」でもなく、

「ありがとう」の気持ちがベースになった、「大丈夫」の言葉をまとった

思春期の複雑な想いと、親の限りない愛、どちらも「そうだね、そうだね」と思いながら読めました。

 

イラストがね、いい味を添えてくれているんですよ。

表紙も可愛らしいのですが、各お話の最初のページにも、同じような無表情の人形が描かれ、「これは…?」と思いながら読み進め、最後にもう一度イラストに戻りたくなるイラストですニコニコ

 

 

さて、きょうのおやつは

ステラおばさんのクッキー🍪

箱で沢山いただきました爆  笑

おいしかった、ありがとう照れ

 

それではまた!

 

 

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楽しい育児クラブで子育てカウンセリングをして10年になります。
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