╲こんにちは／
いつもお付き合いいただきありがとうございます。
さてさて、先日畑作業に行ってきたときのこと。
ご近所さんの畑に今を盛りと咲いていたアメリカフヨウです。
クサフヨウ（草芙蓉）とも言って、木ではなくて草です。
直径15センチくらい。大きくて華やかですが、大きくて薄い花弁が風になびいて、その場で見ると繊細な印象です↓
↑これはその名の通り北アメリカ原産ですが、
これとよく似た花で、
同じくアオイ科フヨウ属、東アジア原産の、芙蓉（フヨウ）。
少し小ぶりで、直径10センチくらい↓
せっかくだから、広辞苑で調べてみました
（下線筆者）
ふ‐よう【芙蓉】
①ハスの花の別称。美人のたとえ。
②アオイ科の落葉低木。東アジア暖地の原産。九州・沖縄に自生。（中略）観賞用。樹皮は製紙に用いる。（中略）〈[季]秋〉
季語は秋なんですね～イメージ的には真夏の花なんですけどね😊
それに、蓮の花の別称で、美人を例えるのに使われるのですね
だから↓
ふよう‐ほう【芙蓉峰】
富士山の雅称。
へぇ～、知らなかった
ついでなので、よく似た花をもう一つ。
こちらはムクゲです。↓
この時期、公園や生垣などで、8センチくらいの、白やピンクの花をたっくさん咲かせているのを見かけますね😉
これも広辞苑で調べてみました。
むくげ【木槿・槿】
アオイ科の落葉大低木。インド・中国の原産で、日本で庭木・生垣として広く栽培。（中略）古くは「あさがお」といった。大韓民国の国花。（中略）〈[季]秋〉。
へぇ～、古くはあさがおと呼ばれてたんですね。
フヨウの仲間は、朝咲いて夕方には萎れちゃうからでしょうね。
ムクゲが韓国の国花というのは、実は知っていました、焼肉屋さんの店名として
そしてこれも、季語は秋。そうなのね～。
ついでなので、もう少しだけ、アオイ科フヨウ属の植物を
これは皆さんよくご存知の、ハイビスカス↓
広辞苑に載ってるかな、と思ったら、ちゃんと載ってました😉
ハイビスカス【hibiscus】
ブッソウゲ、特に観賞用に栽培する園芸品種をいう。ハワイの州花。また、広義にはアオイ科フヨウ属植物（その学名）で、暖帯・熱帯を中心に約200種。ムクゲ・アオイ・オクラなど。
ええ～、ムクゲもアオイも、そしてオクラも、「ハイビスカス」と言っても間違いじゃないってこと？！
知らなかったな～、でも…呼べないな、オクラを指してハイビスカスとは😅
せっかくだから、去年のですが、オクラの花の画像も😉↓
同じ仲間の植物なんだなというのがよくわかります😊
日本の野菜っぽいから、広辞苑にも載っているだろうなと思って調べてみたら、
オクラ【okra】
アオイ科の一年草。高さは約1.5メートル。アフリカ原産とされる。日本への果菜としての導入は比較的最近。花は黄色大輪で、一日花。若い莢さやを生食・煮食する。オクロー。アメリカネリ。ガンボ。陸蓮根おかれんこん。
「オクラ」って日本語じゃないんだ～😅
英語で「okra」なんですね！
めちゃくちゃ意外でした！
最後に、
近所の道路わきの花壇に植えられていた、
モミジアオイ↓
で、これは多分、モミジアオイを品種改良された、
タイタンビカス…だと思います↓
そうそう、ちなみに、徳川家の家紋は三つ葉葵ですね。
その「葵」は、今まで書いてきた「アオイ」ではなく、こちらです↓
藤枝市歴史博物館で家康が鷹狩を楽しんだ田中城の特別展を見に行った時に見つけました。
京都の葵祭で飾られるのも、この葵です。
今まで書いてきたアオイ科の植物とは全く違う、ウマノスズクサ科の植物だそうです。
ややこしいですね～😅
それではまた！
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