いつもお付き合いいただきありがとうございます。
今日は読書の記録です。
『22世紀の民主主義~選挙はアルゴリズムになり、政治家は猫になる』成田悠輔
SBクリエイティブ 2022年7月15日初版第1刷発行
いや~面白かった![]()
面白かったし、ちょっと怖かった😅
まずは帯の紹介文を引用させて頂きますね。
言っちゃいけないことは、たいてい正しい。
断言する。
若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。
これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。
成田悠輔さん、最近テレビでもよくお見掛けしますね。
あの、メガネが特徴的な、個性的な方。
もう今さらご著書のご紹介なんていらないと思いますが😅
すみません、乗っからせて頂きました😅
この方のYouTubeもTwitterもブログも、すっごいですが、
ご本人が、「劣化した民主主義」の治療法の一つとして
「情報流通やコミュニケーションの速度を下げ、過激化・極端化を緩める政策や制度が必要」(P.101)
とおっしゃっているので、今「紙の本」で読んでいる私は「この方向でOK」ということで😉
さて、内容もとっても「なるほどね!そう来たか!」でためになるのですが、
ちょっとお下品な言葉を交えつつの柔らかい言葉で「語られて」いるので、
どこを切り取っても面白い本だなあと思います😉
どこをとっても面白いのですが、
あえてどこか一つを取り上げるなら、
「無意識データ民主主義」
のお話でしょうか![]()
「無意識データ民主主義」とは、無意識に漏れ出る感情を拾い上げてデータ化し、それを元にアルゴリズムによって政策を決める「民主主義」の形だそうです。
今行われている「選挙民主主義」だと、「意識」に上げて考えて選択して投票する、という手順を踏むので、どうしても、ちゃんと考えず扇動される人がたくさん出たり、ちゃんと考えても的確に選べなかったり、そもそも課題が多すぎて一人を選ぶなんて無理だったり、めんどくさくて投票に行かなかない人がいたり、します。
でも、ほら、スーパーで万引きする人や、空港でいけないものを持ち込もうとする人を、行動を起こす前に、微妙な動きで「不審者」と判断する防犯カメラって、あるじゃないですか。
あんな感じで、すべての人から、「無意識」に漏れる「感情」を、あるがままにすくい取るのであれば、「選挙民主主義」の欠点は解消されますし、多分「即時対応」もできるようにもなるでしょう。
なるほど~です。
なるほど~なんだけど、ちょっとこわ~い😅
し、丸裸にされるようでちょっと恥ずかし~い😅
でもって、「そんな手にのってなどやるもんか~」って、「感情」的に反発しちゃう😅
心理学をやっていると出てくるんですが、
「感情(情動)の中枢起源説と抹消起源説」っていうのがあります。
要は、
「悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか」
とか、
「楽しいから笑うのか、笑うから楽しいのか」
「怒っているから怒鳴るのか、怒鳴るから怒っているのか」
みたいなお話です。
前半が「中枢起源説」で後半が「抹消起源説」です。
皆さんもありませんか?
「映画を見ていたらなんだか涙が出てきて、涙が出てきたらなんだか悲しくなってきた」
とか、
「人がぶつかってきた時に、危ない!と思いのほか大きな声が出ちゃって、そうするとどんどん腹が立ってきた」
といったこと。
「刺激が脳に伝わって、怒りという感情が湧いて、大声を出す」
のか、
「刺激によって反射的に大声が出て、その現実を脳が感知して怒りを感じる」
のか。
「怒り」と「恐怖」は似たような感情で、両方とも「ストレス」。
(というか、生まれたばかりのヒトの感情は「快」と「不快」の2つに分かれていて、そこから色々な感情が分化していくのですが、この「不快」から分かれていった感情はすべて「ストレス」だと、私は思います。)
で、進化の過程では、「ストレス」は自身の生存を高めるために働きます。
草原でライオンに出会った時、その「ストレス」は脳を介さず反射的に心拍数を上げたりして「闘争」もしくは「逃走」の準備を促します。
そのスピードが速いほど、生存確率は上がったであろうことは、想像に難くないですね。
その生き残りの子孫が、私たちです。
「怒り」「恐怖」は、その「体の反応」に「言葉」や「名前」を当てはめて、理解し伝達しようとしたもの、と考えれば、「感情の抹消起源説」も、とってもしっくりきます。
「感情」は「生存」のために「作られて進化した」。
そう考えると、「行動」は「感情」に逆らえませんね。
あ、話が随分飛びましたね。
でね、やっぱり気になるのは、
「AIに決められて、納得できなかったらどうしてくれるんだ」
「AIに決められて、それが間違いだったら、だれが責任を取れるんだ」
というもの。
成田氏いわく、
「現状だって、70・80歳代の政治家が、20年30年後を左右する制度を決めて、それで❛責任❜取れてるって言えるんですかね?」
「よしんば間違いが出たとして、それはそれでその不満を受け止めるサンドバッグ役のバーチャル政治家がAIで作られるはず」
なるほどね。
「無意識データ民主主義」は、「なるほど~だけど、ちょっと怖くて恥ずかしくて気持ち悪い」システムだけど、一つだけ「これは良いことだよね」と思う事があります。
人間は案外「合理的」には動きません。
「感情」で動いちゃうものです。
それは先ほどの「感情の抹消起源説」のところでお伝えしました。
行動は感情に逆らえない。
でも、AIであれば、どんな「天邪鬼」も許されず「合理的」に判断されるでしょうから、
絶対に「戦争」は起こらないでしょうね。
あれは、究極の「非合理的」な「感情」による「行動」だから。
もうすぐ10カ月目に突入するウクライナ戦争。
AIだったら、どんな「合理的」な解決策を提案してくれるんだろう?
ただね~、生の「感情」も、「情報」に惑わされると思うんですよね~。
「最近与えられた情報」だけじゃなくて、「長い間与え続けられ、浸りきった情報」に、特に、無意識に。
そこの部分、AIはどう処理するのでしょう?
疑問が一つ増えてしまった😅
それではまた!
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