ヘルボーイがどういう奴なのか、世界観の説明と本筋がうまいバランスです。
ハカイダーみたいな敵キャラ、ナチスの殺し屋カールの殺陣は非常に見ごたえがあります。

あと、ボスキャラが建物の崩壊に巻き込まれて死ぬときに悪の女幹部が「地獄も退屈でしょう?」とかいって戻ってきて一緒に死ぬのがロマンチックでした。
二作目は、たるい。テンポ悪い。
そして鳴り物入りで復活させたゴールデンアーミーが序盤に登場した「歯の妖精」より弱いんじゃないかという残念描写。しかも唯一の特徴が再生って、てめえそれ一作目のザコキャラと一緒じゃねえか!
ゴールデンアーミー、格納庫で復活して格納庫で倒されるんですよ?なんのカタルシスもない!人間には何も起こってないと言っても過言ではない。
この映画の見どころはヌアダ王子の槍の殺陣だけです。

ヌアダ王子の相棒はミスターウィンクというトロールみたいなやつなんですが、こいつが中盤に死んでから、敵は王子ほぼ1人という規模の小ささ。ミスターウィンクが殺されたと知って友の仇がどうたらと言って怒る王子とか、敵の心理描写が丁寧なのは一作目同様なので作家性かも。
しかし、王子が言っていることがマジでただの正論で倒す気も起きない感じだし、最後は唐突に捜査官辞める主人公といい、もうなんなの?
この監督の作品でこれを最初に観た人は他の監督作品を観る気がしないのではないだろうか。