特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」 | 眠れない時は羊を数える前に…

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昨日は、東京国立博物館で開催されている特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」展を見に行って来ました。
絶対に見に行きたくて前売券も買ってあったのですがなんだかんだ行けなくて、またしても会期ギリギリに…。
そして、金曜日は20時まで開館(最終入場は19時30分)しています。
ありがたい。
その後、来年1月9日(月・祝)までの会期延長が発表されました。

私は展覧会に行った時は音声ガイドを利用する時と利用しない時があるのですが、「平安の秘仏」展は解説が欲しかったので音声ガイドを利用。
音声ガイドのスペシャルナビゲーターは、みうらじゅんさんといとうせいこうさんのお二人でした。
たしか、去年に同トーハク表慶館で開催されていた「インドの仏」展もお二人だったような…。
音声ガイドの他、別途、想い出話も収録されていておもしろかったです。
私、独り言を言ったり、声に出して笑っていなければいいのですが(汗)

寺外初公開の秘仏である十一面観音菩薩坐像(本尊)を含めた重要文化財の平安仏20体すべてが出陳されるというポスターを見て気になっていた展覧会です。
櫟野寺(らくやじ)は、滋賀県甲賀(こうか)市に所在する天台宗の寺院だそうです。
忍者のイメージで“こうが”市と思っていたら、“こうか”市で発音は濁らないんですね。
普段、十一面観音菩薩坐像は大きな厨子(仏具等の収納具の一種)に安置されているという事で光背の裏も見られる貴重な機会でした。
展示室に入っての第一声は、「でっかい…!」でした。
像高は、台座や光背を含めて約5m以上もあるそうです。
他の仏像も制作者(工房)等が違ったり制作年代が違ったり見比べられておもしろかったです。
機会があれば、実際に櫟野寺に行ってみたくなりました…が、音声ガイドで交通アクセスにバスか車かを使うと言っていたような…。
見に行けてよかったです。
図録等も購入しました。


「平安の秘仏」オリジナル写仏セット付きチケット特典
12月27日(火)にヨガ教室で108ポーズチャレンジもするし、
12月31日(土)は写仏をして、
心を無にリセットして新年を迎えたいです。
その前に年賀状作成や大掃除等が全部終わっているかが問題ですが(汗)

特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」
2016年9月13日(火)~12月11日(日)
東京国立博物館 本館特別5室(東京・上野)
URL: http://www.tnm.jp

※当初、会期は2016年12月11日(日)まででしたが、
 2017年1月9日(月・祝)まで延長されたそうです。

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重要文化財 十二神将立像(写真撮影可能作品)

現在、本館11室で『重要文化財 十二神将立像(鎌倉時代)』が、同2階日本美術の流れの武士 の装い―平安~江戸で『重要文化財 樫鳥糸肩赤威胴丸(室町時代)』が展示されているという事で立ち寄ってきました。
高円宮コレクションの根付も大好きです。
あと、本館と平成館の間(?)の17室の保存と修理も興味深かったです。