母の携帯電話を買い替えた。


かなり消耗していて機能も不安なところ多く、

新しいものは私も使ってるiPhoneであれば教えやすいだろう、とその方向で進めていた。


でもいまのiPhoneはすごく高くて予算オーバー、

結局乗り換えで機種変、光セットプランの割引あるプランだとかなりオトクに買える

というわけで、私も家族割という恩恵を受けるべくファミリー割引、結局乗り換えることとなった。


ただ機種変だけならこんなにも時間も手間もかからないが

申し込みにいったその日は、上記の手続きとデータ移行など合わせて3時間ほどお店にいることになった。


母は暑い時間に呼び出されたことも不満だったが、それ以上に手続きスペースの椅子が硬かったことがかなり辛かったようで

、こちらも予想以上に長いので、2時間ほど経った時、じっとしすぎやしそのへんちょっと歩いてきたら?と散歩させたり、それなりに母の腰のことは気にしていた。


でも商業施設なので、移動も涼しく

それからはトイレにいったり、地下のスーパーに食品を買いに行ったり、いつものコースをウロウロしていた。


そして翌日は案の定、

「あの椅子に座りすぎて腰がいたい。」

と言いながらいつもの整体にいき、

「先生が丁寧にしてくれてものすごく軽くなったわー」

と、珍しくいい感じで帰ってきた。


そしてその次の日の今日。


また腰の痛みが戻ってきたようで、私が行くなり

「もう腰がひどくて。やっぱり3時間(正確には2時間ほどだけど盛ってしまう)座ってたんがあかんかったんやわ」


といわれたときにまた私のイライラスイッチがオン。


2日も経ってるのにその痛みの原因を決めつけられるわけ?

昨日整体でよくなってたやん。


こちらが下調べにかけた時間に比べたら、自分はただ座ってただけじゃん。


たしかにわざわざ母を連れて行かない方法もあったのかもしれない。だけど自分のことでしょ

それくらい当たり前やん


最近、ほんとうにこのイラっとすることが多くなったのだけど、今日はそのイラっとなる理由が自分なりにはっきりと見えてきたので記録します。


このときの私の頭の中を説明すると


腰痛が悪化したのはケイタイショップの硬い椅子にに3時間も座っていたからだと、私につらそうに訴える


ということは、

母は、わたしがその状況にさせたと思っている

そんな長くいなくてもなんとかなったんじゃないの、もっとしっかりフォローしてよね!と言いたいのでは。


と私の頭の中では、母に責められているという気持ちでいっぱいになるのだ。


自己防衛のためのイライラ。



これまでもたぶん同じようなイライラはあったけど、

私としては母の不調が一向に改善しないという無力感からくるイライラと思っていた。

何がだめなのかわからず、母のメンタルのダメさや、私のやり方の至らずさのような、思い通りにならないイライラと思っていた。


ところが今、よーく落ち着いて思い返してみたが、ただ私が責められてるように思えて仕方なく、そのことについて責めているであろう母を軽蔑しているのだ。

よくそんなことが言えるのだな、と。


ここからが今日の発見。


あんたのせいだよ、とはっきり言われたわけではないので

私の深読み、被害妄想も大きいと思えてきた。


はっきり言われていないなら、言葉通りにうけとれば、

母「この痛さはあのとき長いこと座ってたからや」

に対して、


私「そうかもなーなんか違う椅子持ってきてもらったらよかったな」


と、返せばよいだけの話。


それを私の頭の中では、新しいストーリーが展開され

母に責められてるとしか捉えられず、違う方法を選ばなかった自分に対しても残念に思えてきて、私をそう思わせる母に怒りを感じる。


結局じぶんが可愛いんだよねー

と苦笑


この被害妄想は子供のときから割と自覚がある。

かなりその傾向は薄れていると思ってたけど、まだまだ根強い。


私も母にいろいろ試されており、

勉強させてもらっている。


気づけてよかった。



いつかのお昼ごはん

ぶっかけそば。


十割蕎麦

大根おろし

かつお節

ネギ

のり


そばを茹でるのが鍋が重くてしんどいと、私の担当。