最近始まったデイサービスの書類に銀行の契約印鑑が必要だということで、引き出しをごそごそと探している母。


なぞの印鑑が2本でてきて、どちらかわからず


窓口にいったら確認できのでは?というと、

予想通り、「あんた行ってくれる?」

と返ってきた。

だけどそれは本人じゃないとダメだろうということで

しぶしぶ1人で近くの銀行へ行ったのだけど、、


なんと、不明な2つの印鑑だけを持って、通帳もキャッシュカードも持たずに行き

窓口の人に持ってくるようにいわれ、

結局いつも嫌がる道のりを2往復もした、という。


銀行やATMに行くのが嫌でずっと避けてきた結果、こんなことに。。


もちろん認知症ではありません。


私もまさか通帳を持たずにいくなど思いもよらず、保険証持って行った方がいいよ、と意味のないアドバイスをしていたようです。


私が唖然とする以上に本人落ち込んでおり、

2往復したことや、窓口のかたのアイソのない無機質な対応だったことを聞くとさすがに気の毒にもなり

その日はお見舞いとして(笑)食べたいといっていた枇杷を差し入れに行った。

失敗したとき何かことばを欲しがる高齢者に淡々と案内する窓口担当。どっちもどっちだけど。


おつかれさまでした。


自分のことなのに、苦手、嫌いと言ってやらないと、結局自分にかえってくる

ということを私が何も言わずとも理解されたようす。

印鑑だけ持って行ったという自身の失態にかなりショックをうけていた。

私的には少し安心ですが。


銀行のことなど私がするしやらなくていいと思った時もあったけど、明らかにまだできるのだからやらなければいけないと思いなおした。


判断すること、考える力も、その機会がなくなれば消えていくのだ。


何か趣味や仕事があるならまだしも、

それがないのだから。



まあ、唯一台所のことはあれこれいろいろ工夫している。


先日カボチャ蒸してるから火を見てくれる?と頼まれて蓋をあけるとコープさんから届いたままの1/4カットが蒸し鍋にどすんと鎮座していて苦笑した。タネもとらずそのまま。


なかなかワイルドな光景でした(笑)


生の硬いカボチャは切れないので、ずっとこうしているという。柔らかくなってから一口大にカット。

なかなかしっとりほっくりでおいしゅうございました。