半年前に訪れた、東京の鍼灸院へ、

2回目の治療の旅。

今回は母から行きたいと言いだしたので、私も期待しての一泊の旅。


歩きにくい中、慣れない街を目的地までかなり頑張って歩いてくれてなんとか無事帰ってきました。


前回とすこし変わったことがあった。


行きたいと自ら言いだすだけでなく

かなり母の自主的なやる気が見えてきたこと。


というのも、先生は大量のトレーニングメニューを母に提案してくれたのだ。


どれもすごく簡単なものだけれど、全部やったら30-40分くらいかかる。それを一日2回、朝夕にせよと。


前回もセルフケアとして、その初めの部分の骨格の調整だけを自宅で行うように言われていたのだが、さほど効果もなく、

、。考えてみたら、私も慎重になりすぎて、間違った角度では返って危ないと感じ、

自分が実家に行ったときに体勢を見ながらということで、母ひとりの日はまったく抜けていた。


母も私の指示に従うという雰囲気で、いつも次に何をするかを覚えていない感じだった。


今年に入って、ふと

いやいや、ひとりでもできるんでは?

と思い直し、私が行かない日も毎日やるように勧めたが、これまでのクセがぬけないようで、なかなかひとりではやろうとしなかった。

何回かはしてたみたいだけど。


でも今回帰ってからは

私がいない日は、やったと報告の電話があり、


また今日も私が他のことをしてるときも、黙って自らメニューを始めておりました。これはこれまでにはないこと。


なんと進歩されたのねー

と心の中で褒める。まだ3日ほどだけど。。


まあ帰りに新幹線でちょっとイヤミもいったのも効いたのかも。

ちょっと弱気になってぐちぐちと言い出したとき、

「私や先生が言うから、とかじゃなくて誰のためにするんか考えてよね。」とピシャッと、、


厳しいムスメだけど、身内だからね。


治すのは自分なのだ、と思ってはじめてスタートに立てるのでは、と感じる。


母自身、やはりだれかにこの不調を治してほしいと心のどこかでいつも思っていたんだと思う。


とはいえ、

帰ってからはいつもより歩いたせいで筋肉痛、息苦しさもひどいという。

そのひとことひとことにビビっていた私もすこし適当に流せるようになった。

まだすこーしだけど。

これを乗り越えないといけない気がする。


現に、その体調でなんとかメニューをいくつか抜かしながらでもこなしておられる。

少しでもできるなら、やらねばなのだ。


セルフケアをしっかり提示してもらえるのは本当にありがたかった。


帰ってからのゴミの日も、

朝ごはんは用意されていた。



豚肉とキャベツ、オレンジビーツの蒸し煮

しじみ汁

焼き鮭

雑穀ごはん

梅干し、のり


豚肉とキャベツは自分でつくらない系の貴重なおかず。

今日はご飯がやわらかすぎて残念という母、

私はこのくらいが好み。


ごちそうさまでした。


トレーニングに集中できるよう、ちょっとは家事の応援も増やしていこうかな。




東京では旅らしく、築地で海鮮丼。なんというごちそうー。