CPUが64bitでも64bitのOSが使えなかったり、OSを64bitにするメリットがなく32bitのOSにしていたり

今回はそんな話を整理してみた。

 

段階的にはwindows11非対応、windows11強制インストール不可、OS起動不可、

って感じで、更にメモリやストレージ制限の話もある。

 

●windows11非対応というのはCore iシリーズの第8世代より前、って話で、

第7世代でもwindows10サポート終了の話で中古がだいぶ安くなってきた。

Core iシリーズ以外にもセレロンとかインテル以外でも対応しているのや対応していないのもあるわけで

windows11が使えるかどうかは公開されている対応リストを見るのが良さそう。

セレロンだとN4000が対応しているようだけれど、

ペンティアムだとN4200でも対応していないということで、ちょっと迷った。

 

●windows11強制インストール不可なのは24H2以降で、

windows11が使うPCPOINT命令がないとダメ、という話。

Core iシリーズより前とか、例えばCore2DuoとかはSSE4.2に対応していないのでダメのようです。

単にインストールの制限だけかと疑って、他のPCでインストールして、

内蔵ストレージを移し替えても起動しなかった。

 

●OS起動不可、って書いたが、これはCPUが64bitでも64bitのOSを起動できないことがあるという意味。

ブートが32ビットまでしか対応していないというやつ。

windows8.1の頃のスティックPCでそういうのがあった。

windowsだと、アプリが32bitでも64bitのOSで動作しているので、完全に上位互換なのかと思ったら、

互換になるようにOSが動いているところは動くということで、CPUが勝手に上位互換で動くということでもないという。
BIOSの設定やBIOSのアップデートで解消することもあれば、

ブートだけなので、ブートの部分を書き換える(差し替える)ことで回避できるという話もあるにはあるが、

これも自己責任でやってみるしか無さそう。

 

●メモリやストレージの制限としては

例えば内蔵ストレージを1TBに交換してインストールできてもブートできないやつとか。

これもBIOSの設定やBIOSのアップデートで解消することもあれば、

ブートの部分を書き換えることで回避できるという話もあるにはあるが、

これも自己責任でやってみるしか無さそうなのと、

 

メモリだと、マザーボードがメモリを32ビットまでしか対応してないとかで4GBを超えて搭載させても

超えた分を認識しないというのがある。

これもがっかりだった。

 

メーカーによってメモリやストレージの上限が設定されていることもあるし、

そもそも低スペで動きが良くないのもある。

Core2Duoでもクロックが1GHzくらいしかないやつとか。

 

windows10のサポートが終了したことで、

ドライバがwindowsの32ビット版しかないプリンタとかの周辺機器も使えなくなった。

 

プリンタを使い始めたのはwindows95の頃、

年賀状は手書きだったが、送った先から、子供が怖がるという話を聞いて以来、

プリンターを使うようにしたのだが、送り先も随分減って、送り先に怖がる子供もいないだろうから、

もうそんな心配もないし、今回から手書きに戻そうと思って

文房具屋でちょっと高いボールペンを買った。いつもはボールペンとか100均で済ますのに。

 

もともと32ビットOSを使っているPCでも、CPUが64ビットであれば、

普通に最新のwindows11にすればいいと思うのだが、そうもいかない理由があるわけで、

過去にも、i30836も32bitなのにwindows95は486以降ということもあったし、

OSが対応するかは単純に扱えるアドレス空間だけで見ているわけではなく、

採用されている命令やCPU以外でも影響するという話。