約¥4Kで購入した部分的に中国語の謎のノートPCの話の続きです。
lubuntuをクリーンインストールしたのが前回まで。
前回書き漏れていたことがあった。
実は技適マークが見つからず、スマホにUSB接続してテザリングして使っている。
こういう怪しい場合、スマホのテザリングを使うか、USB接続のwifiのアダプタを使うのがいい。
クリーンインストールする前に撮影しておいた画像を見ると、
メモリ6GBなんだけれど、なんか16GB搭載されているっぽいことに気づいた。
CPU-Zを入れて撮影しておいたので見返してみたら、DDR4が16GBである。
これまで聞いたことのある話として、
メモリは8GBを搭載しても6GBまでしか使えなかった原因が
ビデオメモリで2GBとられていたから、ということがあった。
そうだとしても、ビデオメモリで10GBってことはないだろう、
BIOS画面を見てみたら、なんか4GBの制限があった。
ここを有効にしてみた。
メモリチェックを実行してみた。ここでも6GBっぽい。
しかし、このあとの再起動でOSどころかBIOSも起動しなくなってしまった。
だいたいバッテリ外したり電池外したりってことをやって強制的にリセットすると戻ることがあるが、
とりあえず、バッテリの電力を使い切ることにした。
放電にはUSBファンをまわしっぱなしにすると、だいたい一晩で完了するものだが、
ファンが止まって、完全放電したかのように見えたが、LEDランプは消えず、
しょうがないので、諦めて裏蓋を開けることにした。
その前に、メモリがどうなっているのかも見てみようと、裏蓋のスロットを見てみたら、
そこはメモリではなくM.2スロットで、SSDだった。
どういうことだ?どういう設計だ?
と思って、裏蓋を剥がしてみた。
なんか予想と違って、基盤は右奥の一角にあるのみ。
そこにSSDやバッテリらしき塊などが繋がっていた。
基盤は金属板に覆われていたが、おそらくCPUの冷却だろうから、
これを外すと厄介そうなので、隙間から観察。
右奥で液晶画面と繋がっているらしく、その他ケーブルのコネクタらしきものだけで
メモリはオンボードのようだった。
とりあえず、バッテリと本体を繋ぐコネクタを外してACアダプタで電源オン。
BIOS画面に入れて、メモリの設定は元通りになっていたようだった。
そんなわけで、実物での確認もままならず、
此処から先は検索したりで見つけた情報などからの推測の話です。
メモリの間違いでPCが起動しなくなる話は聞いたことがあり、
例えば、低電圧版を使うところ(LPDDRってやつ)
低電圧版以外を使うとBIOSすら起動しないと。
しかし、今回のところはメモリスロットが見当たらないので、オンボードのはず。
lubuntuを起動して、ハードウェア情報を出してみたところ、
リストにはDDR3で4GBが2つ、DDR4で4GBが2つ出てきた。
DDR4とDDR3では形状が違うので、スロット間違いは無いはずだし、
そもそもスロットが見当たらなかったわけで、
どちらもオンボードで、搭載するCPUによってBIOSなどで使い分けているのだろか?
しかし、調べてみると、デスクトップで両方の規格に対応したマザーボードが存在していたらしいが
ノートPCでは存在の確認ができなかった。
なんじゃろな〜。これまで撮った画像を眺めると、
CPU-ZだとDDR4で
BIOS画面ではDDR3になっている。
ちなみに、Celeron N3350は低電圧版ならどちらにも対応しているとのこと。
じゃあ、両方使えるのでは?ということだと、どちらにも対応はしているものの、
使うときはどちらか一方のみのようだ。そりゃそうだろうな、といったところ。
この時点での仮説として、
両方の規格が搭載されていて、BIOS画面では搭載されている順に先の方のDDR3として表示されて、
CPU-ZではOSのドライバなどから使えている方の情報としてDDR4として表示しているのでは?
今回はここまでだが、
今後はlubuntuでハードウェア情報採取とか裏蓋開けての観察とかやっていこうかな。






