Linuxを使い出した頃の話です。

今でこそ低スペPCにはLinux入れよう、みたいな話はよく見られるが、

PC9801とかPC9821の頃はFreeBSD(98)とか入れていた。
BSD系とか言われていたUNIXライクなやつのフリー版。

この当時はLinuxは新しいUNIX系みたいな感じに思っていたが
もう無償のOSと言ったらLinuxのディストリが普通になった。

自作PCにWindowsとかOSを買うとなると、
台数分のOSを買うことになるので、
Linuxを入れて、とりあえず動かすということでもあるが、

当時はダウンロードするのも回線が遅かったし、
雑誌の付録のCDやDVDに収録されているLinuxを入れるとかもあったが、

日本語化とかいろいろ大変そうに思っていたら、
レーザー5というものが「日本語入力キット」と書かれて売られていた。



価格が6800円でwindowsより安く、
日本語環境でATOKが入っているのも魅力だった。



余談だが、ATOKのライセンス登録をしたら、
justsystemで数メガ程度だが、オンラインストレージが使えた。

今でこそ、MSのワンドライブとかgoogleのドライブとかで
ネットワークストレージとか普通になってきているが、
当時はネット回線も今ほどではなく、大量データもあんまりなかったから
スケジュールなんかのメモを職場で作成して、家に帰ってから参照するとか

ドライブのアプリを入れられない環境ではwebサイトからアップロード、ダウンロードができるという、今のオンラインストレージと同様の使い方もできた。


まあ、それはともかく、このレーザー5、日本語環境になったのはいいが、
当時の自作PCのスペックだと重くって、
いろいろ軽量化してみたら良かったかもしれないが、
結局、GUIを使ったのは最初だけで、ほぼサーバ用途だった。

SSDにしてメモリを増やすだけでもかなり良くなると思うが、
これを今使おうとしても、古いOSなのでセキュリティが心配なのと
ハードウェアもいろいろ変わってきて、当時はwifiもなかったので
結局、スタンドアロンになってしまう。