最新のDebianが8月9日にリリースされたが、そこには32bit版がなかった。
 
既にDebianの派生のubuntuが32bit版を出さなくなっていたが、
Debianに32bitがある限りまだ32bitのCPUのPCでも使っていられると思っていた。
しかし、ついに終わり。
 
今回はこれで使えなくなるPCの話。
しばらくは32ビットCPUのPCの話が続きそうなので、これが第1弾ってことかな。
 
まずは約10年くらい前、
ポータブルのモニタ付DVDプレーヤより
DVDドライブ搭載の中古のノートPCの方が安いことに気づいて、
windows xpの頃のノートPCで、購入したら画面が黄ばんでいて視聴に絶えなかった
DELLのInspiron 700mの話。
 
 
 
 
画面は12.1型 1280x800
CPUはceleron M330 1.4GHz
メモリスロットはPC2700(DDR333)対応 200ピン S.O.DIMM
内蔵ストレージはUltraATA100
 
 
内蔵メモリは少し分解する途中でソケットを見つけて、
そこのメモリを交換することで最大2GBまで認識できた。
 
ストレージはmSATAのSSDをIDEに変換する機器を使ってSSDにしてみると、
lubuntu18.04ltsでネット閲覧程度なら使えそうな感じだった。
lubuntu18.04ltsはpae必須だがインストールオプションの-の後にforcepae -- forcepaeとすることで、
強制インストールできた。
 
SDカードスロットはSDHCとかには対応していないらしく、
SDカードの16GBを入れても認識せず256MBは認識した。
ドライバの問題ではなくハードウェアの仕様のようだった。
 
 
 
 
映像出力のD-SUB15ピンのアナログモニタ出力やS端子があるが
HDMIはない。

モデムポートがあるのでダイヤルアップ接続とかFAX送信とかできたっぽい。
 
バッテリが劣化していて、
内蔵電池を交換するにもそこそこ分解が必要なので、時計狂ったまま放置状態。
 
そういえば、IEEE1394がある。別の呼び方だとi-linkだったかな。
 
以前、CPUが交換できると思って、蓋を開けたときに内蔵スピーカーのケーブルが切れてしまい、音はイヤホンで聴く状態。
CPU交換はいろいろやってみて、
例えば、Core2Duo T8100とかソケットに入るので、
もしやと思って入れてみたけれど、電源入っても起動はしなかった。
このときにいろいろ試したり調べてみた内容は過去記事にしたんだった。
 
 
そんなことした後でもCPUを戻したら元通り起動したので壊れはしなかったが、
壊れてもいいくらいな感じだった。
 
SSD化したし、DVDドライも健在で、メモリが2GBあるので、
DVD記録用PCとして使えそうなものだし、wifiも使えるので
サポートされたOSがなくなるのは残念だ。