昭和40年代後半の頃はテレビで観るスポーツで、あまり見分けがつかなかったのが
ボクシング、プロレス、キックボクシング。

親が観るので一緒に観ていただけなので、好き好んでみていたわけでもなく、
ロープで囲まれたところで戦っているな、という感じ。

たまに親に質問していた。
「これ交代できないの?」→交代があるのはプロレスだけ。
「なんでキックしないの?」→キックボクシングではないから。
「手に何も着けないの?」→プロレスはグローブ使わない。

だんだん見分けがついてきて、
画面に足跡の絵が出て「ニャーララー」って音が流れているのがキックボクシング、
交代してバンバン暴れるのがプロレス、
殴るだけなのがボクシング、
って感じ。

気づけばキックボクシングの話題をしなくなった。

おそらく、アニメ、ドラマのスポ根の影響だと思う。

武道だと、柔道、剣道、空手道とかアニメにもあったし、
プロレスはヒーローものっぽく華やか、
ボクシングはストイックな感じで、わかりやすかったのかもしれない。

でもキックボクシングは覚えていない。

沢村忠は名前だけ覚えているけれど。