ちょっと脱線・・・ | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

月曜日。コモです

コモ自画

昨日は「【穀雨】でした

“春の雨がすべての穀物を潤す”
・・・という意味だそうです。

まさに雨天で、
野球の練習試合も中止となり、
良い機会!とばかりに、朝から片づけをしました



家庭訪問の時期でもありますよね~~



うちは先週終わったので一安心。
家庭訪問が終われば、
気持ちが少し落ち着いた気がします・・・



                                          

さてさて、
先日、池上彰さんと増田ユリヤさんの講演会に行ってきました



池上さんの話を聞くのを
とても楽しみにしていたので、早々と会場へ。


意外にも人が少なく、
「こんなに少ないの?もしかして場所間違えた?」
と思って確認したら、


・・・日にちを間違えていました。


そして、次の日。
会場へ行くと大勢の人だかり



やっぱり、凄い人気でした



テーマは
「日本と世界から教育を考える」です。


私が印象に残ったのが
増田ユリヤさんが取材した“フィンランドの教育”



フィンランドは教育、環境どちらも高い水準の国です。


特に環境や社会問題に対する意識が日本と全く違います。


フィンランドには原子力発電所があり、
新たに建設もされているそうですが、
国内に核燃料廃棄物の処理場がちゃんとあるのです。


池上さんがその処理場のある町に行き、視察し、
「どうして受け入れようと思ったのですか?
 補助金をもらっているのですか?」

と聞いたところ、


「そんなものは一切もらっていない。
 自分達は電気の恩恵を受けている。だから、
 そのゴミを受け入れるのは当たり前だ。」

と、あっさりと言われたそうです。


しかも、その処理場は10万年先(危険がなくなるまで)
まで残すような構造になっているそうです。
※フィンランドは地盤が安定しており、地震や津波の心配がなく
 処理場を建設するのに適した土地柄だということもお忘れなく。



いかに、国、行政が先のことを考えているか・・・驚きました。


何かを生むということは、
その先の先まで考える必要がある。

次の世代に迷惑がかからないように。


フィンランドで建設中の原子力発電所は
アメリカの同時多発テロがあった後、
空からの攻撃を想定して、急きょ設計が変更されたそうです。
(日本だったら絶対に変更なんてしないでしょう)


小さいころから合理的に物事を考えるよう
教えられているフィンランドです



ちなみに「合理的」の意味を、調べてみると、
道理や論理にかなっているさま。
むだなく能率的であるさま、です。



ある小学校で、

「家庭で、いごこちよく暮らすにはどうしたらよい?」
と、生徒に投げかけます。


「お母さんに怒られる」なら
その理由の「片づけ」をしよう。


「アルコール依存症の隣人がいる」なら
何かあった時はここに電話しましょう、と
警察などの連絡先を教える。


・・・といった具合に、先生が教えてくれる。


家庭でも同じでしょう。


居心地のよい環境を考える
ということを一番に考えているのです。


そうすると、いじめもなくなるそうです。


危機管理に対する意識もたかく
リスクに備える教育」もしっかりされています。


なんと、高校では「リスクに立ち向かう教科」があり、
日本やアジアの他の国々の問題もよく知っているのだとか。


時事問題を通じて自分の身に起きたら、と実際に考えさせることが
リスクに備えることにつながるのでしょう。


他国の良い点は取り入れたいですね~



あまりに貴重な話ばかりで、
まだまだ伝えたいことがあるのですが、
このくらいでやめておきます



最後まで読んでくださったのに、
野球と関係がなくて、すみません
(政治的な思想などは一切ありません)


子供たちにツケを残さないように
ちょっと意識を変えようと思いました



節水、節電、ゴミを減らす・・・など
できることを、ちょっとずつ



講演会の最後の質問タイムで、

年配の男性が、
「今の若者は良い大学を出て、良い会社に入っているかも
 しれないけれど、どれが桜の木なのか、
 この花がなにか?という事を知らない。

 自然の良さや地元の良さが全くわかっていない。
 池上さん、どうしたらよいでしょう?」

と、問いかけました。


池上さんは
「地元の良さは離れてみないとわからないもの。
 日本の良さも、外国に行ってみると良くわかる。

 自然に触れ合っていない子供が多いのは確かで、
 今の子供達は“成長につながる喜び”の教育が
 おろそかになっているのだろう。

 これは家庭が子供に教えるべきことですね。」

と、おっしゃられました。


子供の成長につながる喜び」は
スポーツでつちかわれますね

野球少年!!集まれ~~


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