この前は私の友人が監督をしている名古屋国際高校野球部の
練習の手伝いに行きました。
先週は私の恩師がアドバイザーをされている吉良高校の練習を
観に行ってきました。
高校時代の恩師で元愛工大名電野球部の中村監督が吉良高校の
指導をしていて、アドバイザーというのはよくわから
ない立場だと思いますが、監督でもコーチでもない、学校
関係者でもなくボランティアで選手たちを指導しています。
ヤンキース・イチローや工藤公康さん、昨年ドラゴンズを
引退した山崎選手などを育てた中村監督ですから、
中村監督の指導を受けたいと吉良高校野球部に入部する
選手も少なくありません。
今年は私のスクールのみどり教室の選手がこの吉良高校に
入学して野球部に入部しました。
私立高校と違って公立高校の野球部なので、集まる選手
のレベルがまちまちになりますが、練習はきつく鍛えら
れています。
それでも愛知の予選を勝ち抜いて甲子園出場は難しく
まだベスト8に勝ち進んだのが最高ではないでしょうか。
評判が良かった年もありましたが、いきなり強豪と対戦
して初戦で敗退したこともありました。
愛知を勝ち抜くことはとても難しいと思いますが、
中村監督の指導力で強いチームを作り上げてもらいたい
と思います。
ネット裏で練習を見守ってアドバイスをしています。
中村監督と言っていますが、吉良高校野球部の正式な
監督は井澤監督といいまして、とても選手思いでアニキ
のような監督です。
井澤先生は挨拶や言葉遣いなど厳しく選手たちを指導し、
選手たちもとても礼儀正しく真面目に練習に取り組んで
います。
「甲子園を目指す!」
選手一人一人が意識を高く「甲子園を目指す!」と
本気で心から望むとその夢が実現するはずです。
私が高校生の時、愛工大名電野球部は
中京高校(現中京大中京高校)や東邦高校、享栄高校
の4校で私学4強といわれていました。
しかし、我々愛工大名電高校は明らかに3校の後を追う
立場のレベルでした。
中村監督と倉野コーチの指導でその後の後輩たちが輝かしい
実績を作ってくれたので今の愛工大名電野球部があります。
私たちの頃のメンバーを振り返るとそんなにずば抜けた
力を持った選手はおらず、長時間の厳しい練習と監督から
叩き込まれた勝ちへの執念と全国制覇という目標で毎日
を過ごしました。
その結果、鍛えられた私たちは中京高校、東邦高校、
享栄高校を破って愛知の頂点に立つ結果を
出し、強い野球部となっていきました。
吉良高校も「勝つ」「全国制覇」と大きな目標を持って
厳しい練習に耐えることでそれが実現するはずです。
井澤監督の下でそれを実現してもらいたいと思います。
がんばれ!吉良高校野球部。