身近な問題です・・・こどもの貧困 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

こんにちは。コモですサザエさん


コモ自画

新学期が始まり数日が経ちました。


新しい先生や違ったクラスメイト、
子どもたちは緊張しながら
学校生活を送っていることでしょう。


少年団の練習は、
月末に行われる全学童大会地区予選に向けて
変わらず厳しい練習が続いており



練習からクタクタ、泥んこになって
帰ってくる小3の次男、
さすがに疲れがたまっています・・・



こういう時こそ、
栄養と睡眠が大事ですね



野球の練習のない日は特に
ゆっくり休ませるむようにしています



慣れるまでの辛抱だ、がんばれ~~


                                   


最近、子供の貧困が問題になっていると
ニュースなどで取り上げられています。


現実に、貧困である子供は6人に1人
だそうです。


この経済大国といわれ
物があふれ豊かにみえる日本で・・・です。


“衣類がボロボロ、食べるものがない”といった
目にみえる「貧困」ではなく、
「相対的貧困」と言われるもので、



・家計が苦しく高校進学ができない。

・希望の学校を断念しなければならない。

・修学旅行に行けない。

・クラブ活動ができない。

・食事が毎食ちゃんと摂れていない。


などといった、ほとんどの子供が
享受できていることができない状態。


相対的貧困状態の子供は、
そうでない子供に比べると、


テストの点数が悪い、進学率が低い、
健康状態が悪い、虐待、非行、いじめ・・・と
不利な状況となることが多いそうです。


親は必死に働いても収入は上がらず、
税金、住居費、保険料など引かれると
食べるのがやっと・・・という家庭が多いのが現実。


さらに、母子家庭となると
母親は長時間の仕事、ダブルワークをする人も。
(それでも家計は苦しいまま)


親子ともども栄養状態が悪かったり、
母親は無理がたたって体を壊して仕事ができなく
なったり・・・


悪循環となるケースが多いようです。


子供の教育費までまわりません

食べるのがやっとです



ましてや、少年団に入ったり、
経費のかかる習い事をしたりできない!!



「東京オリンピックに向けてスポーツ振興、
こどもにスポーツを!」などと言っていますが


「やりたいのに、できない」子供が多いという
現状を知らなければいけません・・・


希望の芽がどんどんつまれているのです。



こんな状況では
少子化が改善されるはずもありませんね。



「日本は、他の加盟国に比べ、
子ども一人当たりの教育支出が高い反面、
教育に対する公的支出の水準が低く、
家計負担が重い実態が明らかになった」(OECD調べ)



少年団のママ友からも、
「知人から頼まれたのだけれど、
けんばんハーモニカをゆずってくれるひといませんか?」
「算数セット、体操服をゆずってくれるひといませんか?」


と、おさがりを求める声が多くなったような気がします。


使えるものは使えってもらえる方に
どんどん回してあげましょう



少年団でも
野球に必要なものはみんなで回しているのですが、
買ってもらう必要がある物もありますし、


運営するためには部費など負担してもらわないと
やっていけないのが現状です



もっと、「子どもの状況」にも目を向けて、
(たくさん払わされている)税金を
投入してもらえないものかな~と最近、よく考えます。


スポーツ振興のために。

未来への投資