楽天のマー君はなんで負けないのか? | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの佐野です。


プロ野球の楽天イーグルスの
田中将大投手は相変わらず
凄いピッチングをしていますね。


日本シリーズでも巨人相手
に素晴らしい投球で、
先日は沢村賞の受賞も決まりました。

(まあ成績から言えば当然ともいえますけど)


何よりもレギュラーシーズンの
24勝0敗というのは、
もうゲームの世界の
話としか思えないくらいですよね。


今年の田中投手は防御率が良いのも
確かなんですけど、
それよりも
すごいのは負けのつく試合が
無かったということだと思います。



私が野球を見始めてからでも20勝投手は
何人かいましたけど、
0敗というのは記憶にありません。


どんなに素晴らしいピッチングを
していてもシーズンを通して
3~4敗はするものです。


あれだけすごいピッチングをしていた
ダルビッシュ投手でも
20勝には届かず
毎年5敗くらいはしてました。


レッドソックスで大活躍の上原投手が
巨人時代に20勝したときも4敗してましたね。


そういうのを考えると0敗というのが
いかにすごい事かというのが分かります。


ダルビッシュ投手も上原投手も
良い時は「これは打てそうもないな」
という
ピッチングをしていましたけど、
やはりシーズンで何回かは負けています。




ではなんで田中投手は負けないんでしょうか?



私が見てて思うのは、田中投手は
力を入れて投げる時と抜いて投げる時の
メリハリがとてもハッキリしている点だと思います。


田中投手は下位打線で長打の危険が
小さかったりランナーのいない場面では、
全力投球と比べると少し力を
抜いて投げています。


どれくらい抜いているかは分かりませんが、
ストレートの球速で言うと5km/h
くらいは落としているみたいですね。


一見すると誤差範囲にも思える
小さな違いですが、
プロのレベルに
なるとこれが精神面でも体力面でも
スタミナに影響します。


力を抜ける部分で抜いているから
体力も気力も試合終盤まで温存できるんでしょう。


もちろん普通の投手はそこまでの
余裕が無いですし、
まして
アマチュアではそこまで求められる
ことは無いと思いますけど、
ピッチャーの
考え方としてはとても
参考になるんじゃないでしょうか?


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