工藤さんに教えられたこと | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


コーチの名和です。


先週の土曜日は工藤さんが講師を務める野球教室を
手伝ってきました。


野球教室開始2時間前に現地入りした工藤さんと
一緒に昼食を摂りながら、プロでのことをことを
いろいろ聞きました。


工藤さんは西武ライオンズ、ダイエーホークス、
ジャイアンツ、ベイスターズと4チームを渡り歩き、
ベイスターズ以外では全て日本一を経験してきました。


また、ピッチャー陣のリーダーとなり新人教育をしたり、
有名なのはソフトバンク、マリナーズ、阪神タイガース
に在籍した城島選手を一流キャッチャーに育てました。


城島選手を育てるため、城島捕手が要求した球種を
打たれるとわかっていても教育のために応じ、打たれて
敗戦投手になるということもあったそうです。


工藤さんから「子供たちにこれだけは教えてやれ」
という言葉をいただきました。


「野球の練習をするのは、一日のうち数時間しかないが、
それ以外の時も野球のことを考えて歩き方、姿勢、
重心をかけるバランスなど意識して生活することで、
それらも野球の練習になる。」


ということです。


歩き方では、野球選手なら足の外側に重心をかけて
いてはいけないということです。


常に足の内側の筋肉を意識して力を入れておくことが
必要と言っていました。


工藤さんの握力は40kgくらいしかないが、人差し指と
中指での指の力は60kgくらいあるということです。


ピッチャーは握力はいらない、ボールをつかんだり
はじいたりする指の力が強くなくてはダメなので、
子供の頃から鍛えなさいと言っていました。


また、野球選手に限らずスポーツ選手に大切なのは
筋肉の柔軟性が必要で、身体が硬い選手は上手く
ならないし、故障が多くなるということです。


スクールの選手を見ていても身体が硬い選手が多く、
練習の初めにはストレッチをするのですが、
みんな悲鳴を上げています。


工藤さんの武器である大きく曲がって落ちるカーブ
ですが、そのカーブが投げられる秘密はリストの
柔らかさです。


50才になった今でも手首は恐ろしいくらい柔らかく、
可動域も広いです。


ピッチングにしてもバッティングにしても、身体の
筋肉や関節が柔らかくないと良い選手には
なれないということです。


ストレッチや柔軟体操などは素振りやピッチング練習
などに比べると適当にこなすのが
ほとんどの人だと思います。


工藤さんは、技術的な練習よりも柔軟性を高めることで
身体が思うように動き、技術を身に付けやすくなると
言っていました。


プロ野球で連続守備機会無失策記録を作った先輩の
高橋雅裕さんも高校時代から身体が柔らかく、ゴロを
捕球するときは腰を低く落としてボールをしっかり
見ることができました。

元楽天イーグルス守備走塁コーチ
高橋雅裕さん


身体が硬いとゴロ捕球で腰が高くなり、エラーをする
確率が高くなります。


守備でも柔軟性が必要です。


野球が上手くなりたいなら、良い選手になりたいなら
身体の柔軟性を高めてください。


身体が硬いままバッティング練習やピッチング練習を
一生懸命しても、なかなか上手くならないようです。


柔軟性を高めながら打てるバッティング技術を身に付
ける練習を同時に行うことが必要です。


柔軟性を高め、打てるバッターになりたいなら
この練習をしてください。