コーチの名和です。
今日はクリスマスイブですね。
スクールの生徒からは「家族で食事を、友だちのバーティー
に参加するので練習を休みます」と連絡が入っています。
まあ、それもいいでしょう。
私は練習ですが、皆さんは楽しんでください。
さて、今日はピッチャーのことについてです。
じゃないでしょうか。
私も小学生の頃は心の底から憧れました。
私の小学生時代は監督がいないときなんかは、周りを
押しのけてマウンドに上がるなど、ジャイアンぶりを
発揮していました。ｗ
私は監督にどのポジションもやらされましたが、ピッ
チャーだけはありませんでした。
ピッチャーはピンチでも表情を変えず、ひたすら全力で投げ
込むことが必要ですが、私はすぐカーッとな性格なので、
ムキになって投げて泥沼におちいる・・・・
監督もそんな私の性格を見抜いていたのでしょう。
ピッチャーをやっている人なら少しでも速い球を
投げたいですね。
三振の山を築きたいですよね。
さすがに150キロというと生まれ持った身体能力や素質に
もよりますが、140キロまでなら努力とトレーニングで
スピードを出せる可能性が大いにあります。
それにはやはり小学生の段階から正しいフォームと正しい
トレーニングをする必要があります。
とはいえ、小学生でまだ体が出来上がっていない成長してい
る途中のお子さんに向けたトレーニングは大人のトレーニン
グとは異なってきます。
まだ小学生のうちにウエイトトレーニングをやるなら器具を
使わず、自分の体重を使うくらいのトレーニングが最適です。
まず、幼稚園から小学校低学年ぐらいまでは、まだトレーニ
ングやピッチングフォームについてあれこれ説明する段階で
はないと思います。
思いっきり投げておけばいいです。
まだ未体験のものが多く、いろいろなものに興味がある年頃です。
そういった子に野球のトレーニングを教えても難しくて嫌になっ
たり飽きてしまいますから。
まずは野球の楽しさから分かってもらうように投げる喜び、
捕る喜び、打つ喜びなど基本的な野球の動きを体験していれば
十分でしょう。
そして、小学校の高学年ぐらいになってくると野球の取り組む
気持ちが
「もっと上手くなりたい！」
と強くなってきます。
ピッチャーをしている子なら速く投げたいとかコントロールを
良くしたいと思うのがこの頃です。
だいたい小学校3、4年ぐらいからピッチングフォームについて
簡単に説明しても良いかと思います。
特に、このぐらいの年齢で意識しておきたいことは肩とヒジの
使い方です。
将来的に故障がないようなピッチングフォームを指導する
時期です。
例えば、テイクバックした時のヒジの位置がちゃんと体の横に
きているかどうか、また足の踏み込み位置がホームベースに
向かっているかどうか、体のバランスが一塁方向や三塁方向に
流れていないかなどが大切ですね。
こういった投げる基本を知って正しいフォームが身につく
ようにしていきましょう！
だいたい４年生まではあれこれ指導しても筋力や体力、体格
の問題で、言われたことができる選手は少ないです。
できなくても知っているということが重要です。
５年生や６年生になって身体が少し大きくなれば、できるこ
とが増えてきますから。
そのころに知っていることが出来るようになります。
知らなければ出来るようにならないのは当然です。
小学生のピッチングやスローイングはここで指導して
います。