指先の感覚はどれくらい大事なのか | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの清岡です。



 


野球では指先のトラブルというのは色々と起こります。



 

指先のマメがつぶれたり、爪が割れてしまったりという故障です。




特にピッチャーが投球をする際には、こうしたトラブルは
珍しいことではなく、人によっては年に何回かやってしまう、
クセになってしまっている人もいるようです。




指先は投球の時に一番最後までボールと接している部分でもあり、
一番力がかかっている部分でもあります。




プロ野球のレベルにもなれば140~150キロのレベルで
一試合に何十球も全力投球するわけですから、指先にかかる
負担というのは当然大変なものになるでしょう。




ピッチャーも日々の練習で指先は鍛えています。




投げ込みを含めて負荷を与え続けているので、野球未経験者に
比べれば指先の皮もかなり厚くなっているのです。




それでもこういうトラブルが当たり前のように起きるということは、
常にかなりのダメージが指先に与えられているということなのだと思います。




先ほども書いたとおり、指先というのはボールを投げる際に
一番最後まで触れている部分ですから、コントロールという面でも
大きな影響を与えています。




指先の感覚からその日のコントロールの調子をつかむという面も
大きいので、指先のトラブルは投手には大きいダメージになります。




一度爪が割れたりマメがつぶれたりすると、程度にもよりますが
一週間程度は治療にかかりますし、投球の感覚をつかむとなると
そこからまたしばらくかかります。




試合の多い時期になるととても厄介なトラブルになってしまうということですね。




人によってはこの指先の保護にとても気を使ったりします。




利き手の指先を手袋などで常にカバーするようにしたり、
ふやけてしまわないようにお風呂に入る際も長時間お湯に
つけないように浮かして入る人すらいるようです。




優秀な投手というのはそのあたりの意識も非常に高いというイメージがあります。




そこまでして守る必要があるほど、重要な感覚を持った部分なんですね。