野球選手がボールを大切にする気持ち | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。

コーチの後藤です。

野球というスポーツに限らず、

スポーツにおける道具を大切にする心というのは

非常に重要なものです。





私が学生の頃、特に1年生の雑用が主な頃というのは

練習後のボール探しが非常に大変なものでした。






朝練が終わればボール探しをし、

放課後の練習後にもボール探しをしました。






練習後というのはクタクタに疲れていますので、

ボールを探すというのは非常に大変でした。






それが綺麗な球場であればボール探しも楽だったと思うのですが、

よくある学校の校庭でしたので、

茂みの中に入り込んだボールというのは探すのに一苦労です。







練習前と練習後のボールの数が

合わなければ先輩に大変叱られましたし、

見つけるまで帰ることが許されませんでした。






当初の私は、ボールが1つくらい無くなっても良いじゃないか…

とばかり思っており、頭の中は早く帰りたい、という考えでいっぱいでした。







結局ボールが見つからなければ翌朝、

朝練よりも早く登校をしてボール探しを行ったものです。






そこで1年生全員でボール探しの時間を少しでも短くしよう、

という考えに至りました。







ボール探しの時間を短くするためには、

フリーバッティングなどのボールが最も無くなりやすい練習の際には

特に集中をして飛んでいったボールは

その都度見つけることが大切だと考えたのです。








その結果、ボール探しの時間は

見事短くすることができるようになりました。






何百球もあるボールの中のたった1球が無くなる、

という非常に小さな出来事のように感じますが、

それを見つけられないということは

何百球も受けているノックや試合のボール1球を

逃すことの重大さを軽く考えてしまう原因にもなってしまうのです。










野球というのは膨大な練習量の割に、

実際の試合で行うプレイというのは非常に少ないものです。







しかし、その少ない1球に全てをかける、

という考え方というのは、

何気ないボール探しの中でも培われていくものなのです。







なんでもないような練習後のボール探しが実は

野球の試合における重要な考え方を

身につけるための要素の1つだったのです。






スクールでは、道具を大事にすることも指導しています。