コーチの玉川です。
最近の野球について思うことを書いてみます。
数年前から盛んにデータ野球が取り沙汰され、
最近ではすっかり日本の野球に定着しています。
私の印象では日本にそれを位置付けしたのは
何と言ってもあの野村克也さんだと思います。
バッターのクセや性格、欠点などを分析し攻め方を考える。
またピッチャーやキャッチゃーの配球パターンを分析して
バッティングをするなど・・・
一言ではとても語れない膨大なデータがあります。
野村さんの野球に対する情熱や勝つ為にデータをどう生かすか
など、どれも大変興味深く面白いと思います。
また「なるほど!」と、勉強になる事も沢山あります。
私はこのデータ野球を全く否定するつもりはありません。
むしろ必要だと思います。
ですが果たして中学生や高校生に関して考えると
何処まで必要なのか?
これは正しい答えというものはありません。
おそらく野球の専門家が十人いたら十通りの考えがあると思います。
今回はこのデータ野球について考えたいと思います。
まず私自身の考えはデータは確かに必要ですが
本当に勝つか負けるかの緊迫した場面ではどんなデータも
しょせんは人間の集中力や勘、それに「絶対に勝つんだ」
という気持には敵わないのではないかと思っています。
こういうと何だかピッチャーは「打ってみろ!」と
強い気持で投げるだけ。
バッターは集中して来たボールを打っていけばいい。
と感じる方々も多いと思いますがそれも少し違います。
今日はここまで。
次回はプロ野球ではデータ野球はどうなのかということを
書いていきます。
お楽しみに。