コーチの後藤です
今日も少年野球に必要な筋トレの話題です。
太ももの表側にある、大腿四頭筋ですが、
この大腿四頭筋は走る時はもちろん、飛んだり
立ち上がったりする時に使用する筋肉です。
野球において、この大腿四頭筋はとても重要な役割をします。
投げる際に脚をピンと伸ばしたまま投げることはできません。
打つ時に脚にも同じです。
走る時にも地面を蹴らずに走ることはできませんよね？
投げる時にこの大腿四頭筋が活躍することによって
安定したフォームで投げることができるため
ボールをしっかりと思った所に投げることができます。
膝をしっかりと曲げて体重移動をすることで
力強いバッティングと正確なミートをすることが
できるんです。
この野球においては特に活躍してくれる大腿四頭筋ですが
急な運動をした後などにはこの太ももの筋肉が
筋肉痛になる場合も多いですよね。
この大腿四頭筋の鍛え方をご紹介します。
大腿四頭筋の鍛え方ですが、最も手軽な方法としては
ウェイトを使用して行うスクワットなどが挙げられます。
少年野球などを行なっている成長期の場合には
負荷をかけずに回数をこなすようにしましょう。
まず、両手にダンベルを持って、足を肩幅と同じくらいに広げます。
この時に、背中はしっかりと伸ばして猫背にならないようにしましょう。
背中をしっかりと伸ばしたまま、ゆっくりと膝を曲げていきます。
この時、足元を見ずに、顔はしっかりと正面を見るようにします。
また、曲げた両膝がつま先よりも出ないように、お尻を突き出すように行います。
スクワットを行う時には、どうしても勘違いして
しまいがちになるのですがただ単にしゃがめば
良いという訳ではありません。
お尻の下に椅子があるようなイメージで行いましょう。
これらのポイントを守って行うといつもより数段筋肉が疲れると思います。
しかし、効果の少ない筋力トレーニングを行うほど
時間が無駄になることはありません。
しっかりとポイントを抑えて、効果的な筋トレを行うことで
その効果は劇的に変わるんですよ。
最後に、もう一度スクワットをする際のポイントをまとめておきましょう。
・背筋をピンとのばして正面を見る
・ゆっくりと膝を曲げていく
・曲げた膝がつま先よりも前に出ないようにする
これらのポイントをしっかりと抑えてスクワットを行うことで
野球に必要な理想的な大腿四頭筋を手に入れることができますよ。
少年野球の筋トレはここでできます。
