コーチの名和です
昨日はキャッチボール集中講座の1回目の練習でした。
キャッチボールの基本で特に重要なのは
・相手の胸に投げる
・ボールを体の正面で両手で捕る
大きくはこの2つです。
キャッチボールは遊びの一つとなっていて、簡単にできそうですが、
この基本を徹底しようとすると、大変難しいです。
まず、相手の胸を狙って投げようとしても、投げ方が悪ければ
ボールは飛びませんし、コントロールもつきません。
野球の試合で正確な送球をするには、キャッチボールで
正確に相手の胸に投げられることが必要です。
昨日のキャッチボール集中コースは、私も気合いを入れて
指導していたので、練習の時の写真を撮ることを忘れてしまい、
このブログで紹介できません。
昨日のキャッチボール集中講座では、フォーム分析システムを
使用して、一人一人のスローイングフォームを撮影して
分析し、説明しました。
一番投げ方が良かった選手はこの選手です。
この選手は試合ではいろいろ悩みがあるようですが、
投げ方はナンバーワンでした。
(もうちょっと左腕が引けるともっと良い!)
こんな良い投げ方ができるのだから、もっと自信持っていいし、
良い選手になれるからがんばりなさい!
どうですか?この投げ方。
何が良いかというとここです

肘が上がり、しっかり上から腕が振れているところです。
腕のしなりもすごくいいです。
ほとんどの選手がこれができていません。
今日はどうしても直したい腕の振りについてです。
この選手をみてください。
これは普通に見てもよくわからないですよね。
肘が下がっているのです。
肘が下がると腕が強く振れず、
・速いボールを投げられない、
・遠くに投げられない
・狙ったところに投げなられない
・速いボールを投げよう、遠くに投げようと無理をすると
肩を壊す可能性がある。
このようなことになります。
フォーム分析システムで比較データを作って見てみると
このようになります。
比べて、肘が低いことがよくわかりますよね?
他にも
比較データを見ると
肘が低いのがよくわかりますね?
もう一人いってみましょうか。
比較データで見るとこうです。
肘が下がっているのがよくわかりますね?
肘が下がる投げ方の選手に共通しているのが、腕を横から振って
投げていることです。
肘が下がっているので、手首の位置も低くなり、そのまま腕を振る
ので、どうしても横からの振りになってしまうのです。
腕を横から振っていると肘や肩に負担がかかり、故障の大きな原因
となります。
ヒジや肩を壊す選手のほとんどが、腕を横から振って投げている
選手です。
次回のブログは、肘が下がる投げ方を修正する練習方法を
紹介します。
野球経験がない方ですと、お子さんが投げているフォームを肉眼や
家庭用ビデオで見るだけではよくわからないと思います。
あなたのお子さんは大丈夫ですか?
あなたのお子さんが、もし、投げ方がおかしい、コントロールが悪い、
遠くに投げられないというお悩みを持っているのでしたら、
スクールにご相談ください。
フォーム分析もできますし、それを修正するための練習方法なども
アドバイスします。
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