野球で死ぬなら後悔はない | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


コーチの玉川です。

工藤さんと過ごした高校時代の思い出の連載の続きです。






(朝日新聞より)




工藤さんのタイムリーで勝ち越しに成功した名電は、
そのまま工藤さんの炎の投球で、最後まで東邦打線を
抑えきり勝利しました。



正直に言ってベンチから見ていても
棒球のように見えたボールも何球かありましたが
ボールの力ではなく。



工藤さんの勝利に対する執念が
バッターを圧倒したんだと思います。



試合終了です。



暑く長い死闘でした。



整列の時、東邦高校の選手は全員が
工藤さんを見ていました。



まるで化け物でも見るかのような・・・



もしも工藤さんがこの試合で、
もう一度マウンドに戻って来なければ、
この試合はどうなっていたかわかりません。



もし、この試合で負けていて、甲子園に出場して
いなければ、その後の名電が
注目される事もなかったと思います。



そうなると山崎武司やイチローが
果たして誕生したかどうか?・・・



そう考えると工藤さんにとっても中村豪先生にとっても
そして名電にとっても本当に重要な試合だったんだと
つくづく思います。  



私はそんな試合をベンチ入りし、一緒に戦えたことを
心の底から誇りに思いますし、大切な宝物です。




さてここで皆さんと考えて行きたいと思います。




このお話しは確かにそれぞれの野球人が運命をかけた
美談だと思います。




ですが、一方で幸い何もありませんでしたが
もしも工藤さんの目に何かあったら・・・



そう考えると、この時の中村豪先生と工藤さんの判断は、
やはり危険だったというご意見もあるかと思います。



あなたはどう思われますか?



ここは子供達にとっても親子さんにとっても大切な所です。



私は断言します。



中村豪先生と工藤さんのこの時の判断は私は賛成です。



勘違いして頂くと問題ですので説明します。



私は何もどんなに怪我をしても試合に出るのが
正しいと言っているのではありません。



怪我をしたら無理をしないのが当然です。




特に小、中学生においては絶対に無理をしてはいけません。




ではなぜ賛成なのか・・・




それは工藤さんが決めた事だからです。




工藤さんはこの時何を思っていたでしょう?



それはこの勝負に勝ちたい。



デッドボールで最後の夏を終わりたくない。



その一心だったでしょう。



仮に工藤さんがこの試合で片目になってしまったら
工藤さんは後悔したでしょうか?



私は工藤さんと合宿所で同じ部屋だったこともあり
間近でずっと見て来ました。



その立場で言わせて貰えば工藤さんは後悔など絶対しません。



いつも真剣に野球と向き合い
常に全力を尽くすのが工藤さんです。



片目になったところで、後悔などしないで
違う世界できっとナンバーワンになっていたでしょう。



いやひょっとすると片目でプロ野球選手に
なっていたかも知れません。



自分で決めた事に後悔はしない。




それはいつも真剣に野球に取り組んでいるからこそ
出せる答えなんだと思います。




だから誰も工藤さんを止める事なんて
出来なかったんだと思います。



中村豪先生も止めませんでした・・・・



止める事など出来なかったんだと思います。



ブログを読んでくださってる皆さんには
是非参考にして頂きたいです。



野球に対して一生懸命でなければ
答えは何ひとつ生まれないという事です。



プレーは真似出来なくても
一生懸命は大人も子供も同じだと思います。



私たちコーチも工藤さんのように熱いスピリットを持ち、
デッドボールくらいで夢をあきらめない強い気持ちを
もった選手を育てたいと、一生懸命指導しています。



第2の工藤さん、イチローのような選手を誕生させたいと
思っていますし、そんな選手になりたいと思っている
子供ばかりです。



あなたのお子さんの野球指導はみどり教室の
玉川にお任せください。



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