コーチの名和です。
ある夜の練習のときです。
バッティングコースの練習と、ブルペンではピッチングコースの
選手が投げ込みをしていました。
スクールには名古屋の有名女子大の軟式野球部の選手も
いて、硬式の高校生たちと一緒に練習しています。
という相談を受けました。
スクールのコーチにはバントの名手がいます。
今から10年くらい前でしょうか。
甲子園に出場した愛工大名電野球部の選手らは、倉野監督の
指示でバントをしまくりました。
ランナーがいようがいまいが、アウトカウントがノーアウト
だろうが2アウトだろうが、これでもか、これでもかと
バントをしまくりました。
バントの構えをするたびに、ピッチャーとサード、ファーストの
選手らはダッシュを繰り返します。
そんなバント戦法を甲子園で披露し、かなりブーイングされたこと
があったことはあなたもご存じだと思います。
2ちゃんでるでもバント戦法を相当たたかれ、ネット上では
バントすることを「メイデンする」と言われていたくらいです。
清岡コーチも名電野球部時代には当然のようにバントを仕込まれ、
その技を女子大生に指導をしていました。
こんな感じです。
隣のピッチングマシンでバッティングをしていた
中・高生まで調子に乗ってバントを始めました。
最初は上手くできなかった女子大生選手でしたが、
しばらくすると左右にきれいに転がせるようになりました。
今年の愛工大名電野球部はどんな野球をするのでしょうか。
最近はそんなにバントをすることもなくなってきましたが、
思いついたように連発するときもあります。
今年は濱田投手が3年生になり、最後の夏になります。
愛工大名電は今年は100周年記念ということもあるので、
100周年式典には全国制覇の深紅の優勝旗を添えてもら
いたいと思います。
みんな良い思い出を作ってもらいたいと思います。