前回はピッチングコースの内容をご紹介しましたが、
今回もその続きで、イチローも高校時代に狂ったように
練習したピッチング練習の方法を紹介します。
竹ざおを使った練習です。
この竹ざおはホームセンターに行けば、3mのものが300円
くらいで買えます。
この竹ざおを肩に担ぎ、
投げるときのように竹の先端を地面に付けます。
右投げのピッチャーですとこんな感じですね。
このときに注意しなければいけないのが、
顔を下に向けてはいけません。
このようにしっかり顔を上げ、キャッチャー方向に顔を向けます。
身体が硬い選手はけっこうつらい動きになるので、どうしても顔が
下を向いてしまうので、それはいけません。
次にニュートラルの位置に戻ります。
次は反対側です。
これを左右バランス良く繰り返します。
この練習をすると、股関節が柔らかくなり、腰の動きもスムーズに
なり、身体全体で力強いピッチングができるようになります。
腕だけで投げて肘、肩に負担をかけて故障する選手がいますが、
この練習をするとそのような故障も少なくなります。
バッティングでもピッチングでも、状態だけの力に頼っている選手は
持っている力が発揮できていません。
身体全体を使って打つ、投げられる動作を身に付けましょう。
この練習は元愛工大名電高校野球部監督の中村監督が考案した
方法で、夏休みなんかは炎天下で延々と何時間もこの練習をし、
冬もこの練習を何時間も続けます。
この練習を日常的に続けると、フォームがきれいになり、
驚くようなピッチャーになれます。
イチローが高校時代にピッチャーだったということは、
あなたもご存じだと思いますが、彼もこの竹での練習を
延々と、黙々とやりました。
メジャーでもたまに見せるレーザービームの送球を投げるフォームは
この練習で身に付けたともいえます。
1回や2回やっても意味がありません。
毎日30分間続けてみてください。
自分が投げるボールが変わってきているのが実感できるはずです。
スクールのピッチングコースで練習している選手のお母さんから
いただいたメールを紹介します。
ーーーーここからーーーーーーーーーーーーーーー
名和様
お世話になります。
昨日もありがとうございました。
佐藤コーチのおかげで、インステップがかなりよくなっていて今までの成果を
感じました。
まだまだ体が硬いので、特に堅甲骨のストレッチも頑張らせたいと思います。
西村コーチに教えて頂いた箱の練習も、効果の出る練習でびっくりしました。
息子が「なんかコツがわかったような気がする」と喜んでいました。
西村コーチから色々声をかけて頂き、嬉しくてにやけてました。少し自信が
出てきたようでしたし、「名和コーチに 「狂ったように竹やれよ」と声かけられ
たから頑張るんだ」 と言ってました。
指導力のあるコーチ陣に教えて頂けて、本当に幸せです。
次回ですが、来週は修学旅行の為、11日がありがたいのですが大丈夫
でしょうか?
よろしくお願い致します。
E 藤
ーーーーここまでーーーーーーーー
強豪クラブチームの中3生で、最後の夏にエースナンバーを狙って
スクールで一生懸命練習しています。
ピッチングコースは小学生の基本から高校生の実戦的なピッチングまで
大学、社会人野球まで経験している経験豊富なコーチ陣が指導します。
試合で活躍したい、エースになりたい、ピッチャーになりたいという
選手はピッチングコースを受けてみてください。
ボールのスピード、コントロールが良くなることが実感できます。
お子さんがマウンド上で躍動する姿、ゲームセット共に両手を突き上げ
ガッツポーズを撮る姿を想像してみてください。
当スクールにはその可能性があります。