コーチの名和です。
昨日は、スクールのイベントで「スローイングフォーム無料診断会」を
行いました。
18時から21時までの1時間、16人を定員として全員で48名。
イベント告知から2日で定員に達したくらい皆様から高い関心をいただいた
イベントでした。
スローイングフォーム診断は、野球総合コースで定期的に行っていいます。
その場合、1回あたり12名くらいでやっていたので、
1時間に16名くらいは診断と説明、アドバイスができるだろうと思っていましたが、
練習場に集まったのは選手だけでなく、そのご兄弟、そしてご両親がいたので、
ものすごい数となり、その雰囲気に圧倒されました。
このような状況から、昨日の様子の写真を撮るのも忘れてしまい、
みなさんにお伝えできないのが残念です・・・・・
選手たちは、診断前にウォーミングアップのキャッチボールをしていたのですが、
「今から試合か?」
と思わせるような熱気と気合いが伝わってきました。
今回の「フォーム無料診断会」イベントでは、スクールでスローイングなのどの指導を
受けていない、バッティングコースの選手、中学に入学して硬式チームに入団した
選手たちの中で、ヒジや肩を故障したということを多く聞いていました。
中には剥離骨折した選手もいて、それでもスクールの練習を休まず、
ギプスをしながら片手で練習に取り組む選手もいます。
このようなことから、当スクールの秘密兵器、「フォーム分析システム」を使用して
自分のスローイングフォームは、どのようになっているか、それが故障しない、
無理のない投げ方をしているのか自ら見て、自覚させることが目的でした。
もし、正しい投げ方をしていなければ、その場でそれを指摘し、それを直すための
練習方法をアドバイスしました。
一人でも多くの選手の故障を防ぎ、野球を楽しんで続けられるようにと
考えてのイベントでした。
さて、診断結果なのですが、90%の選手がヒジや肩に負担がかかる
投げ方をしており、大変驚きました。
参加者のほとんどが小学生だったので、野球をやり始めて間もない
選手が多かったこともありますが、
チームではキャッチボールなどでスローイングの指導がされていない
というのがよくわかりました。
中には、内野手でありながら腕を横から振って投げている選手は、
チームでは「上から投げろ」と注意され続けているが、自分では上から
投げているつもりになっていたのに、フォーム分析の映像を見ると
実際は上からではなく、横から投げていたことが初めてわかった選手も
いました。
自分が投げているフォームのイメージと、実際のフォームとのギャップが
かなりあり、それを今まで確認する方法がなかったので、上から投げている
つもりになっていたのです。
それは仕方ないことだと思います。
家庭用ビデオでフォームを撮影しても、それを確認するにはなかなか難しく、
プロ用機材の「フォーム分析システム」でなければ、どこがいけないかなど
わかりにくいからです。
フォーム分析システムは1秒間に120コマの撮影能力があり、
ボールをリリースした瞬間の腕の角度やボールの握り、
ボールの縫い目まで見えるので、ボールの回転の善し悪しまで確認できます。
スクールではこのシステムを練習に使用して指導していて、技術向上に大変
効果的に役立っています。
野球少年たちが故障がなく長く野球を楽しめるようにお役に立ちたいと思います。
フォーム分析にご興味ある方はこちら!!
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