コーチの名和です。
スクールでは、バッティングコースの一部の選手に試験的に
動体視力トレーニングをしているのですが、
その練習風景をベースボール・マガジン社様が取材に
来られました。
以前ブログでも紹介しました、愛知工業大学のスポーツマネジメント
を教えていらっしゃる石垣教授もスクールに来られました。
石垣教授は日本テレビの「世界一受けたい授業」にも出演されて
いるので、ご存じの方も多いと思います。
スクールでは動体視力トレーニングのシャッターゴーグル
「プライマリー」を使用して速球を難なく捕らえられるように
トレーニングしています。
昨日はその様子をベースボール・マガジン社の編集部の方が
取材に来られ、スクールのこの練習を「ヒット&ラン」という
雑誌に掲載してくださいます。
石垣教授はこの雑誌に「アイトレーニングの方法」を連載していて、
昨日のスクールの練習では、石垣先生に指導を受けて
いくつかの新しい練習方法をやってみました。
今までやっていたのは、ピッチングマシンを90km/hのスピードに
設定して、マジックで数字を書いたボールを発射させ、それを
選手に読ませます。
20球を3回やる方法で、
1回目はそのまま20球のボールの数字を読む
2回目はシャッターゴーグル「プライマリー」をかけて数字を読む
3回目はプライマリーを外して数字を読む
このようにボールに書かれた数字をいくつ読めるかという測定です。
90km/hですからね、小学生にしてはけっこうなスピードです。
1回目で読める数は0~5個くらいです。
2回目はシャッターゴーグル「プライマリー」をかけて数字を読み
取るので、読み取れる数字が多くなる選手、少なくなる選手など、
どちらもいます。
3回目はプライマリーを外して数字を読み取るのですが、ほとんどの
選手が10%~25%くらい読み取る数が増えます。
これにはプライマリーに秘密があるのですが、
レンズの部分がカメラのシャッターのように開いたり閉じたりして、
測定時は1秒間に90回のスピードでレンズが開閉します。
このレンズの効果で人によってボールが見えやすくなったり、
見えにくくなったりします。これは個人差です。
プライマリーを外すとボールが見やすい状態になっていて、
ほとんどの選手が読み取る数が増えます。
その他、周辺視野を鍛えるトレーニングや
ボールを見る視点によってフォーム矯正ができる練習方法を紹介し
ました。
バッティングをするとき、右バッターですと左脇が空いてしまう
クセを持つ選手は多いと思います。
このクセを直すには、ボールのある場所を見てティーバッティングや
トスバッティングをすると脇が空くクセが修正できます。
これはすごいですよ。
これらの練習方法は、ベースボール・マガジン社の方が取材して
いかれましたので、7月26日発売の「ヒット&ラン」をご覧になって
いただきたいと思います。
スクールではこれからは動体視力トレーニングを積極的に取り組んで
いきます。
スクール生の方はお楽しみに。
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