コーチの玉川です。
最近ある時、堤防沿いを歩いていまして、高校時代の
名和コーチとのエピソードをまたもや思い出してしまいました。
名電のグランドは川沿いにあるため、
よく堤防ぞいを走らされました。
私は短距離走にはいささか自信がありましたが、
長距離のロードワークは超が付く大嫌いで、
いつもドベから五本の指に入っていました。
特に自分ではその事を気にはしませんでしたが・・・・
当時の監督、中村豪先生が時折ニヤっと笑い、
「今日は競争だ! ドベの奴はもう一回行かせるぞ!」
なんておっしゃるのでありました。
そんなある日、私がドベの方で走っていると、
後輩の名和コーチが私を追い抜いて行くではありませんか。
ふっと振り向けば・・横浜
ではなく私がドベではありませんか!!
私は思わず
「名和! 先に行くな! お前がドベになれ!」
っと叫びました。
すると名和コーチは
「そ・・そんな・・」
と言う顔をしていましたが
「 ハイ!」
と良い返事をし、後ろの方に下がって行きました。
そうです。
先輩が黒と言えば白でもピンクでも黒の当時です。
そんなヤクザの世界のような、上下関係があるのです。
名和コーチはそのままドベになり、
罰としてもう一度ロードワークに出掛けて行ったのでありました・・
えっ?
・・なに?
それはイジメじゃないかって?
バカな事をいうのではありません。
名和コーチのあの怖そうな顔とお腹を見て下さい。
彼には走り込みが必要だと思いませんか?
私は彼の事を思い、あえて厳しい指導をしたまでです。
それは例えば、獅子はカワイイ我が子を谷底に突き落とすと
言うではありませんか。
言ってみればそんな心境でございます。
そんな私からのイジメ・・・ あっいや、
そんな私の厳しい愛を持った指導を受けて、
彼も主軸選手に育ったんだと思います。
きっと名和コーチも感謝しているに違いありません。
もちろん練習が終わった夜には
「名和、よくやった。」
と肩をポーンと 叩いてやりました。
キャプテンの私に肩を叩いて貰って、
名和コーチも喜んでいましたよ。
そうです、そんな事もありました。
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