成長を感じるとき | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。




コーチの名和です。




昨日はオーダーグラブのSAEKIさんのショップに行ってきました。




このショップの店長こと、西村昌太朗は私が

豊田大谷高校野球部のコーチをしていた時の生徒でした。






7年ぶりに会った西村昌太朗は高校時代のやんちゃ坊主でなく、

大人の話ができる、立派な社会人になっていて、

私も大変嬉しく思いました。



そんな西村昌太朗は、SAEKIというオーダーメーカー

店長兼グラブアドバイザーとして、

高校野球部などを巡回しているとのことです。



昨日はたまたま岡崎に用事があり、その帰りに

昌太朗のSAEKIストアに寄ってみました。




グラブの話はそこそこに、高校時代の話や

社会人野球の話に花が咲きました。




昌太朗も私と同じく、東海理化の野球部に所属したことがあります。




先日のブログでは、「指導者の影響力」というタイトルで、

ルーキーズの池村監督の紹介の内容で更新しましたが、

昌太朗にとって、私も指導者の一人です。




彼が高校生のときのコーチであった私を振り返ってみると、

彼に対してどれくらいの影響力があったかはわかりません。





指導者としてふさわしかったかどうかもわかりません。




ただ、私もコーチ就任1年目ということもあり、

中村監督の足手まといになってはいけない

という気持ちだけで、必死だった思いがあります。





ノックをするのにも当時、60歳の中村監督の技術には

足元にも及ばず、がむしゃらに地を這う打球を放つのみでした。





ノックといえば、キャッチャーフライがきれいに、

1発で決められるかどうかでノックの盛り上がりが違います。





試合前のノックで、キャッチャーフライを何度も失敗していては、

それを見ている選手もだらけてしまうし、

スタンドの観客からも「たいした指導者じゃないな」

と思われてしまいます。





極端ですが、私のノック次第で、

チーム力のレベルも判断されることになりかねない

と思っていました。




当時の大谷高校の選手たちを思い出してみると、

今のルーキーズの選手らと

そんなにレベルは変わらないと思います。





指導はまず「挨拶をしろ」というところから始まっていて、

監督やコーチの私らから選手に対して

「おはようございます」「おねがいします」

という言葉をかけていました。




選手たちはそこそこの野球の実力を持っているのですが、

若さゆえ勉強さえおろそかにしていても、

「野球がうまいんだから文句あるか」と

野球だけで生きていけると誤解しているようでした。





野球をやる以前に、試合では整列をし、

両チームが挨拶をするところから始まります。





形だけ頭を下げている感じでしたが、

頭を下げる意味を教えるのは私たち指導者の役割です。





結成時のルーキーズもこのような感じでしたが、池村監督の指導で、

挨拶をする、ルールを守るなど、基本的なことを理解していきました。





昨日、SAEKIストアを出て、

私が駐車場からバックで道路に出るとき、

昌太朗が車のバックの安全確認をし、

道に出るのを誘導してくれました。



道路に出た私は昌太朗にお礼をいい、車を走らせました。




しばらくしてルームミラーを見ると、

遠くに昌太朗が確認でき、

ずっと頭を下げているじゃないですか。




このような店は珍しくないと思いますが、

高校時代の昌太朗を知っている私は、

このような彼の姿を見て、とても感動しました。





彼との会話の中で、

「お客様が喜んでもらえるグラブが作りたい」

「お客様のためにお役に立てる仕事がしたい」

と何度も言っていたのですが、

頭をずっと下げて私を見送る姿を見て、

彼が「お客様に喜んで・・・・」言っていた言葉は

口先だけじゃなく、

心からそう思っているんだなと、とても感動しました。





私が指導者として、彼にどれだけの影響力があったか

わかりませんが、とても感動した出来事でした。





そんな思いを持った彼がアドバイザーをするSAEKIグラブは

本当に良いものに思えてしまいます。





SAEKIのグラブが良いというより、

彼のアドバイスで作るグラブは

素晴らしいプレーを生むのではないかと思えるほどです。





SAEKIのグラブというより、西村昌太朗という男に一度会ってください。





グラブの購入を考えている方がいらっしゃいましたら、

SAEKIのグラブを購入しなくても、

どのようなグラブが最適かなど、相談してください。




きっと、納得のいくアドバイスをしてくれるはずです。




野球バカだけに、あなたのお役に立てるはずです。




最後に、



「野球あるある」で、

「選手が指導者のモノマネをして、みんなの笑いを誘う」

というのが必ず出てきます。




私がキャッチャーフライをしているときのモノマネをする者がいて、

盛り上がっていたらしいな。




やたら似ていて面白かったとか、そんなことはどうでもいい。




そんなことをして遊んでいたから、甲子園に出られなかったんだ。




まじめにやれ。




そのモノマネを私にも見せなさい。



ケツバットしてやる。