指導者の影響力 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。




コーチの名和です。



昨日はスクールグループで運営する、ルーキーズを記事にしました。



このNPO法人ルーキーズを立ち上げて、ちょうど2年目になり、

立ち上げの頃はNPO法人理事長兼監督という立場で、山田が監督を

やっておりました。




山田は私の社会人野球時代の後輩となり、ルーキーズの他にも

Nagoya23の結成やスポーツ専門学校を設立したり、

野球チームや学校を作るのが好きな人物です。





山田は当バッティングスクールの発足時に初代コーチとして

一宮教室で教えていました。





昨年5月に監督は山田から池村氏に変わりました。




池村監督は2000年の夏、沖縄の那覇高校で公立校ながら

40年ぶりの甲子園出場を果たすなど、指導実績がある監督です。




指導法もユニークで、那覇高校が甲子園に出場した時も

サードとキャッチャーが左利きの選手というこことや、

個性的なバッティングフォームの選手が多いことで

話題になったことがありました。





私はこの頃は豊田大谷高校のコーチをしていたので、

この那覇高校のことは記憶に残っています。




ユーチューブで那覇高校の映像を探したのですが、

ありませんでした。残念・・・・





池村監督がルーキーズの監督に就任してから、

チームが変わりました。




それまではグダグダで、野球がやりたいと入部してきたにも

かかわらず、ちょっときつい練習をすると、翌日は

なんだかんだと理由を付けて練習をサボっていました。





中には学校も練習も無断で何日も休む者もいて、

どうしょうもない状態でした。




これは選手だけの責任でなく、指導者の問題もあると思います。





現に、池村監督になってからは、仮病で練習を休む者はいないし、

学校も無断欠席などありません。




今では普通の高校野球部のように、練習をズル休みするような者は

排除されるというチームの雰囲気になっています。





過去に問題のあった生徒もいますが、そんな生徒と池村監督は

暴力や威圧的な態度に頼らない、膝をつき合わせて問題のある

生徒と対話を続け、勉強と野球に目を向けさせています。





以前はあいさつもまともにできない選手たちでしたが、

先日はグランドに行った時、全員が帽子を取って一斉に挨拶を

してくれました。





これだけでもすごい進歩です。





挨拶ができるだけで感動ができるチームでした。





とにかく池村監督は選手自ら考えさせ、行動させることを第一に

考えていて、練習メニューも監督からのトップダウンでなく、

週に何度かは選手たちが考えたメニューで練習をしています。





池村監督曰く、選手自らメニューを考えた日は、楽なメニューに

するわけにいかないので、かなりハードなメニューになっていて

おもしろいと言っていました。




池村監督が率いて甲子園に出場した那覇高校は、

左投げのキャッチャーとサードがいて、

バッティングフォームもとんでもないフォームをしている選手が

多くいました。




良く言えば常識にとらわれず、選手個々の個性を大切にしています。




型にはめないのびのび野球で甲子園を勝ち取ったといえます。




指導者によってチームは変わると言いますが、

ルーキーズは本当に変わりました。




今年のドラゴンズも高木監督に代わりましたね。



我らの川又さんも打撃コーチでドラゴンズ入りしましたが、

今年のドラゴンズはどうなるのでしょうか。



監督が代わってどのようなチームなるのか楽しみです。




ルーキーズも楽しみです。



ルーキーズの詳しくはこちら