コーチの名和です。
毎週土曜日はピアノレッスンの日です。
こんな感じで練習しています。
ピアノの先生の家が教室で、グランドピアノが置いてあります。
我が家にはグランドピアノまではないので、音質の違いがよくわかります。
先日のブログには、少しだけ道具へのこだわりのことも書きましたが、
ピアノに関してはまだこだわるレベルになく、中古でもグランドピアノ
が欲しいというレベルです。
もっともっと上手くなったら、ピアノの名器と言われるドイツの
スタンウェイなどを使ってみたいと思いますが、狭い自宅に
スタンウェイなど現実的じゃないですね。
でも、どのような音が出るのかとても興味があり、弾いてみたいです。
さて、以前のブログにピアノのことも記事にしたことがあるのですが、
あの頃に比べて今の方が、圧倒的に練習時間を作るが難しくなっています。
今は毎日10時まで練習があり、練習後に翌日の準備などをしていると
気付いたら12時を過ぎています。
そこから家に帰って風呂に入ったり食事をしたりするとAM2時頃です。
幸い我が家のピアノはサイレントピアノなので、ヘッドホンを使って
練習ができるのですが、ふつうはそんな時間ならピアノの練習はできません。
練習ができる環境とはいえ、深夜2時からピアノ練習をする気にはなれず、
朝起きて30分くらい、長くて1時間くらいするのが精一杯です。
スクールでは選手たちに「家で練習してこいよ!!」と言っている
私なので、ピアノの練習とはいえ、私も毎日練習しなければ
選手たちに言える立場でなくなります。
ピアノのレッスンは、毎週土曜日に約30分間です。
その30分のレッスンでは、家で練習してきた曲の指の動き、
メロディなどをチェックされ、次の課題を与えられ、
また1週間、自宅で練習をして次のレッスンを迎えるという
繰り返しです。
当然ですが、先生の家でのレッスンは練習時間に入りません。
スクールではバッティングコースやピッチングコースは約50分の
練習時間があり、野球総合コースは3時間の練習時間になっています。
総合コースの3時間は練習時間と考えてもいいのですが、
50分のバッティングコースやピッチングコースは、
ピアノと同じく自宅やチームで練習してきたことのチェックをする
時間という考え方です。
スクールでの50分の練習時間で、練習したつもりになっていてはいけません。
スクールでの練習は、先週の練習で指摘されたことができるようになって
いるかチェックし、できていれば次の課題を克服するために
新たな練習方法を指導し、それを自宅やチームで
個人練習をするためのものです。
スクールでの練習で、コーチに手取り足取り指導され、
その時は良い形になっても、できるようになった気になっていてはいけません。
スクールでは一時的にできても、それはできるようになったのではなく、
その時はできたというレベルで、できるようになるためには自宅や
チームの練習で繰り返し数をこなす練習をする必要があります。
これは野球の技術を身に付けるためだけでなく、ピアノの練習でも
そうです。
長い楽譜の中のほんの1小節だけを繰り返し繰り返し、何時間も
何日も練習することもあります。
それは、その1小節が上手く弾けなければ曲の演奏とならないからです。
野球でもそうです。
打つ、走る、守るなど、どれか一つできなければ、野球選手とはいえず、
試合になりません。
技術を身に付けるためには、繰り返し練習する「反復練習」が必要
となります。
スクールの練習だけでは上手くなりません。
スクールで教えられたことを身に付けるために、自宅やチームでの練習が
必要になります。
私も時間を作ってピアノの練習を毎日しています。
毎日練習することは大変なことです。
野球の練習は外でする必要があり、寒かったり雨が降っていたりすることも
あるでしょう。
それでもその時できる練習を考え、練習を続ける選手が上手くなっていきます。
私も毎日練習をします。
あなたもがんばって毎日練習し、良い選手になりましょう。