新生Nagoya23の始動 | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

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名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。



コーチの名和です。



昨日、1月17日は新生Nagoya23の練習開始日でした。






球団部長の臼田と球団GMを務める私もホームグランドとなっている

津島球場に足を運び、今シーズンの活躍を期待するゲキをとばしてきました。




チームの目標は全国クラブ選手権に出場し、優勝することです。




Nagoya23とは、と元中日ドラゴンズでスラッガーで、当スクールのアドバイザー

の川又米利さんが監督を務めた社会人硬式野球クラブチームです。







新生Nagoya23とは、昨シーズンまで監督を務めた川又さんが、

今シーズンは中日ドラゴンズの打撃コーチに就寝したため、

新監督兼選手に元中日ドラゴンズの湊川くんが就任しました。







また、選手も昨シーズン限りで引退した選手、独立リーグに

移籍した選手などが球団を離れ、新たに卒業見込みの大学生や

他のクラブチームからの移籍選手を迎え、

20人のメンバーとなりました。




昨日は快晴で、気温が低かったですが日差しが温かく、

とてもすがすがしい朝で、新生Nagoya23のスタートには最適な朝でした。







専属トレーナーの号令の元、きびきびとした動きでアップがスタートし、

キャッチボール、ノックと練習は進んでいきました。




Nagoya23メンバーの平均年齢は20代前半ということもあり、

とても元気よく、見ている私もプレーしたくてウズウズしてきました。




選手たちのここの目標は、プロ野球選手、独立リーグの選手になるというのが

最も多く、その他には大学や高校で完全燃焼できなかったので、

もう一度、自分で納得できるまで野球がやりたいという選手もいます。





全国に社会人硬式野球クラブチームは多数あるのですが、

Nagoya23のように毎日練習しているチームはNOMOチームなど

3チームくらいしかありません。




また、Nagoya23は野球を通じた社会人養成学校として、

球団で選手の雇用先を見つけ、それぞれの選手を就職させます。




全ての選手は、午前中の練習を終えたらそれぞれの職場に行き、

夜の10時、11時まで仕事をします。




そして、朝8時からグランドで練習です。




毎日がハードですが、選手たちはプロ野球選手などの夢があるので、

このような生活は苦もなく楽しんで過ごしています。




私は現役時代は社会人の企業チームに所属していたので、

遠征や野球道具などは全て会社の負担で支給されたのですが、

Nagoya23の選手たちは自分が働く企業の支援をいただき、

チームで使用するユニフォームやバッグなどを揃えます。





遠征費用や毎日の球場使用料は球団代表の臼田や、

今年からGMとして関わる私がスポンサー企業を探したり、

バッティングスクールの保護者の方からいただく月謝などを

充てて運営しています。




個人で使うグラブやスパイク、バットなどは全て個人負担となります。




このあたりが企業チームと違うところで、野球道具ではバットが木製なので、

少し打ち損なうだけで簡単に折れたりヒビが入ります。




これが怖くてインコースのボールには手を出せないということを

他のチームの選手から聞いたことがありますが、

Nagoya23の選手はバットの破損も構わず、インコースでも腰を引くことなく

しっかり踏み込んで打ちに行きます。




年間のバットの使用量だけでも練習を含め、100本近く必要なので、

球団でも負担できるように費用を捻出しなければいけません。





また、今シーズンはピッチングマシンやバッティングケージ、

練習用のボールなども新調しなければいけないので、

費用の捻出が必要です。





当スクールの皆様からいただく月謝は、スクールコーチの人件費、

その他必要経費以外の全てはこのNagoya23の運営費に

使用させていただいています。




将来のプロ野球選手を夢見ることは、スクールの子供たちと同じです。




私たち運営側は、Nagoya23からプロ野球選手が誕生するのを楽しみに

チーム運営に取り組んでいます。




選手たちも毎日練習ができて、自分の夢に再び挑戦できるこの環境に

感謝をしつつ日々の猛練習をしています。




今年から川又さんはドラゴンズの打撃コーチに就任されてしまいましたが、

後任の湊川監督は選手と兼任なので、チームリーダーとしてチームを

牽引していってくれるはずです。




昨日の練習初めの湊川監督からの一言は、今年から野球に取り組む意識と

仕事に取り組む意識を変えていこうということでした。





野球選手の以前に大人として、社会人として高い意識で仕事と野球に

取り組もうと話していました。




昨シーズンはあと1歩のところで涙を飲みましたが、

今年のNagoya23はやってくれるはずです。





皆様の応援もよろしくお願いします。