みなさんにお願いがあります | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。



コーチの名和です。


スクールには東北大震災の原発事故による自主避難で

小2のヒロくん、小4のカイキくんとお母さんの3人が

岩手県奥州市から愛知県扶桑町に来ていました。




1月3日から今日までの短い間でしたが、

2人は1日も休まずに6時から9時までスクールの練習に参加して

いました。




カイキくんとヒロくんの2人は小さいながら、

私たちコーチの話を真剣に聞き、一生懸命練習していました。


扶桑の少年野球チームに2日間加えてもらい、大会の開会式に参加し、

試合の応援と観戦をしました。


扶桑チームの監督のご配慮で、2人は臨時の選手登録をしてもらい、

開会式では参加賞の大きな金メダルを首にかけてもらったり、

試合後に対戦相手が守備についてくれ、試合形式で

何打席か打たせてもらったそうです。



このようにみなさんのお世話になり、たくさんの思い出が

作れたようです。



毎日夕方6時にスクールに来て、9時まで練習していたのですが、

それでもやり足りなかったのか、スクールの練習が終わってから

バッティングセンターに行っていたそうです。



岩手にいる時は、2人は9時には寝ていたそうですが、

こちらにいた時は毎晩10時過ぎまで練習していたようです。



総合コースの練習では、小さい2人が練習道具を一生懸命運んで

練習の準備をしていました。



子供のエネルギーはすごいですね。


2人が住んでいるところは原発事故による放射能のホットスポットが

あちこちにあり、小学校も例外でなく、野球のグランドも

ホットスポットになっているそうです。



そのような危険な場所とわかっていても、野球をやりたがる子供に

野球をやめさせることはできず、子供の身体を心配しつつ見守る

親御さんも大変つらいと思います。



空気中にある浮遊物や、放射能で汚染された土埃などを吸い込むことで、

体内被曝が進みます。



現場ではマスコミで報道されている以上に線度は高く、

子供の健康被害が深刻なようです。


しかし、1週間でも2週間でも、汚染地域を離れ、愛知のように

放射能汚染のない地域に自主避難し、汚染のない空気や食べ物を

摂ることにより、体内被曝の数値は確実に下がるそうです。




なので、時期を見て定期的に汚染地域を離れて自主避難をすることで、

体内被曝の数値をリセットする必要があるそうです。




津波で家などを失った被災者の方は、義援金などで転居や避難が

できるようですが、今回来られたご家族のように、原発から

離れているが、放射能汚染があるだけの地域は、

国や県の経済的支援は全くなく、自己資金で旅費や生活費を

まかなわなければなりません。



この兄弟とお母さんは、夏のスクール合宿に参加すると約束してくれました。


ヒロくんとカイキくんはお母さんのお手伝いをたくさんし、それで

お小遣いをもらって貯金するんだと言っていました。



往復の飛行機代と宿泊費を半年間で貯金をしなければいけません。



街のあちこちでは東北大震災の募金箱が置いてありますが、

この2人の兄弟のために、みなさんのご厚意の協力をいただくことは

できないでしょうか。



私は2人の娘がおり、小1と小4で、ちょうどヒロくんと

カイキくんと同じくらいです。



「我が家にも男の子がいたら、この2人のように野球をやっているんだな・・・」



と思いながら見ていました。



そんなこともあり、とても他人事とは思えず、私も夏に2人がスクールの

合宿に参加できるように、何とか力になりたいと思います。



汚染地区をしばらく離れることにより、体内被曝をリセットし、

健康な身体を維持して野球を楽しめるように何か考えたいと思います。



このブログをご覧になっている方、スクールの皆様、

ヒロくんとカイキくんが夏に自主避難ができるように募金や

宿泊先などの提供にご協力いただけないでしょうか。



特定の方への募金などの協力は問題なのかもしれませんが、

ご協力をいただけると幸いでございます。



ご協力いただける方はこちらからメールをお願いします。

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みなさんのご協力をお願いします。


よろしくお願い申し上げます。