バッティングスクールのコースには
「フォーム分析コース」があり、小・中学生の選手または保護者の方から
様々なお悩みでフォーム診断を依頼されます。
その中でも「打球が飛ばない」という悩みは多いのではないかと思います。
このビデオをご覧ください。
この選手はスクールの小5の硬式選手です。
打球が飛ばないという本人からの相談される前に、
スクールコーチが打球が飛ばない原因を見つけました。
選手本人は「自分の打球の飛距離はこんなもんだろう・・・」
と思っていたようでしたが、私はこの程度のものではないだろうと
疑問に思ってバッティングフォームを撮影し、分析してわかったことです。
もう一度ご覧ください。
このバッティングでおかしいと思われるところに気づいたでしょうか。
スローにしてみるとこのようになります。
何か気づきますか?
インパクトの時、ボールの力に負けて腕が(バットが)押し戻されているのが
わかりますでしょうか。
小学生ではこのような選手は大変多いです。
腕力ことも考えられますが、、下半身(腰)が上手く使えていないのも
原因の一つです。
スイングの時に腰を入れて回転していくことによって勢いがつき、
ボールの勢いに負けないスイングができることもあります。
では、このスイングを細かく見ていきましょう。
よくわかるフォームの一つをスローにしてみました。
インパクトの瞬間にボールの勢いにバットが負け、ヘッドが下方に
はじかれているのがわかるでしょうか。
わかりやすくヘッドの軌道を描いてみました。
インパクト後の瞬間にバットの軌道が変わっていることがよくわかります。
ボールの勢いに負けなかった場合のヘッドの軌道を描いてみました。
青い線が正しく打てたときのヘッドの軌道です。
![びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」](https://stat.ameba.jp/user_images/20111127/19/count-23/e0/f1/j/t02200093_0800033811637690810.jpg?caw=800)
連続写真にするとこのようになります。
腕力がない、下半身が上手く使えずにスイングのスピードが出ないときに
このようなバッティングになってしまいます。
単純に腕力がなく、ボールの勢いに負けてしまうということもあるでしょうが、
このようなバッティングを修正するためには、バットを短く持つことです。
体が小さな選手でもグリップエンドまで長く持っている選手が多く見られ、
そのような選手は、力強く速いスイングができずにボールの勢いに負けてしまいます。
バットを短く持つことに練習はいりません。
私はスクールでこのような選手を見つけると、
「バットを長く持っていると格好良く見えるが、そのためにスイングが遅くなって
凡打を繰り返すのと、バットを短く持ってヒットを打つのとではどっちがいい?」
このように選手に言います。
グリップエンドから一握り余してバットを持ち、スイングすることで
驚くような打球を飛ばすようになる選手もいます。
身長何センチからバットを長く持ってよいという基準はありませんが、
打球が飛ばない、凡打が多い、空振りが多いと悩んだときは
バットを今より短く持って打ってみると何か変化が見られるはずです。
元プロ野球選手の清原選手ですが、身長180cmを越えるレスラーのような
体格をしていますが、彼でさえグリップエンドいっぱいのところでバットを
持たず、少し余して持っていました。
体が小さい小学生でグリップエンドいっぱいのところでバットを持つことは
自分に合っているか一度考えて見た方が良いです。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
Nagoya23バッティングスクール Count23
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