どうしたらいいんだろう・・・ | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


コーチの名和です。



少年野球はそろそろ最後の大会が近づいている選手が多いと思います。



早い選手はもう引退して中学野球部の準備や、硬式野球チームの体験会に

参加していると思います。




高校野球は既に7月に引退した選手が多く、遊びや受験に忙しい

時だと思います。



スクールにはピッチング指導を受けている愛知の強豪私学の投手がいます。



その選手は以前に肩を壊し、1年ほど実戦から離れて最近投げ始めたところです。



元々実力があり、多くの高校からスカウトが来たほどの選手なので、

潜在能力は高く、最近はスクールでピッチング練習を行う時に、

キャッチャーを務める木野村コーチが恐怖を感じるほどの速球を投げます。




その選手が昨夜、突然スクールに来て

「肩に少し痛みがあるが、明日は練習試合があるので痛みを隠して

投げるべきか迷っています。」

と相談に来ました。




これはすごく難しい相談で、答えるのに慎重になりました。




「痛みがあるなら投げるのをやめるのは当然だ。」




という意見は当たり前で、ほとんどの人はこのように答えると思います。




そうはいかないのが高校野球の世界です。



というのが、


強いチームになればなるほどライバルが多く、

レギュラー争いやエース争いの競争率が激しくなります。





社会と同じで信頼を築くのは時間がかかり、

信頼を失うのは一瞬の出来事で失ってしまうこともあります。





野球の世界も同じで、何度も良いプレーをし、

「あいつなら安心して任せられる」というような、

監督およびチーム内での信頼を得るためには時間がかかります。






これは監督によって違いますが、「痛いだの何だのと言っている選手

は使わない」という監督もいれば、「調子が悪ければ申し出ろ」と

体調や故障を防ぐことに積極的な監督もいます。





また、現在の自分の立場を考えたとき、

痛みを訴えて練習を休むことにより、他の選手にレギュラーを

取られる可能性がある立場にあれば、痛みをこらえてでも

何食わぬ顔で練習や試合に出続けることも考えられます。




この先を長い目で見れば痛いときは治療するために

練習や試合を休むまたは、監督に申し出る勇気は必要ですが、

現実はそんな決心をするのは、なかなか難しいことです。




高校野球は2年半の期間しかありません。




下級生の時は自分より力が上の上級生がいますし、

自分が最上級生になったときは同級生や下級生の

ライバルが増え、ケガの治療に数試合休んでいるうちに

ライバルが活躍してスタメンに定着してしまう恐れがあります。





そのライバルからレギュラーの座を奪い返すには

相当の努力をした上で、そのチャンスをもらわねばいけません。



チャンスをもらったとしてもそれを活かせるかどうかは

そのときの運もあるし、実力も必要です。



このようなことから、レギュラーでいればいるほどケガや故障を

申し出ることは難しくなり、痛みを我慢して取り返しの付かない

ことになることがあります。




周りから見たら

「痛いときは休めよ。治療しろよ。」

と言えますが、選手本人にはかなりの勇気がいることです。




私が高校時代、クロスプレーで左肩を脱臼したことがありました。




肘と胴体をテーピングで固定され、医者には2週間練習を休めと言われましたが、

練習を休む恐怖から、翌日からグランドを走り回っていました。





県大会の地区予選が名電グランドで行われたことがあり、

試合前のノックでイレギュラーしたボールが左目まぶたの上を

直撃し、まぶたが切れて大量出血したことがありました。





監督から「自転車で医者に行って縫ってもらってこい。」

と言われ、顔から血を流し、ムラサキのユニフォームを血で

真っ赤に染めながら一人で病院に行きました。





医者は「試合用のユニフォームだな。今から試合なら麻酔を使うと

2~3時間はここで安静にしなければならないが、麻酔なしで縫うのを

我慢出来るならすぐ試合に出られるぞ!」

と言われました。





試合に出られないことで他の選手が私のポジションで

活躍し、レギュラーを取られる恐怖心があったので、、

もちろん私は「麻酔なしでお願いします!」

と答えましたが、あまりの痛さに気を失いそうになり、

麻酔なしの治療をお願いしたことを心から後悔しました。




医者で傷口を縫ってもらってグランドに戻り、

監督から「いけるか?」と聞かれ

「いけます!」と即答し、審判の承諾を得て補欠の選手と

血で染まったユニフォームを交換して試合に出場しました。




今、冷静に考えると、そのまま試合に出る私もおかしいですが、

上半身が血だらけの私に「いけるか?」

と聞く監督もおかしいと思います。





また、そんな姿を見ていた両親さえ

「やめとけば?」

の一言もなく見守っていたのは

そんな時代だったのでしょうね。





今は「肩が痛い、腰が痛い」と病院や接骨院に通い、

「ちょっと大切にしすぎだろ・・・」

と思うくらいの選手もいますが、

それも悪いとは言いませんが、時代なのでしょうね。





痛みで休むかどうか相談されたとき、難しいことは

「痛みは本人しかわからない」ことです。





休めとアドバイスしても実は痛みほどではなく、

いつもと違う違和感程度だったり、

かなり痛くても無理をして「少し痛いです」と

言っているのか、事実は本人しかわからないからです。





最終的には本人の判断に任せるか、

強制的に「休め」と言ってしまうかです。





このような相談は答えに困りますが、

いろんな状況を考えて最善の判断する必要があります。





まとまりがない内容となってきました。




私が望むのは、ケガで野球を断念することなく長く続けて

もらいたい、長く活躍してもらいたいということです。




そんな故障を予防するため、スクールではフォーム分析システムを

使ってスローイングやピッチングの診断を行います。



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スクール生以外の方も「私の子供は大丈夫だろうか・・・」と

不安に思われる方はこちらから「診断希望」とお問い合わせください。


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すべての野球選手が元気に活躍してくれることを望みます。




あなたもいっしょに野球をしませんか。

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