コーチの名和です。
昨日は渡邉コーチが大切にしている言葉がテーマになっていました。
私はそのような言葉は特にないのですが、
今まで小学生からプロ野球選手まで多くの野球選手と関わってきて
感じることが渡邉コーチと同じく「努力をする」ということです。
小学生の選手には「努力をする」といってもあまりピンとこない
かもしれません。
小学生の軟式野球でもレギュラー争いがあると思いますが、中学の
硬式野球チーム、高校野球、大学野球などに進んでいくにつれ、
熾烈なレギュラー争いになっていきます。
「熾烈なレギュラー争いになる」と聞かされても
どれくらい熾烈なレギュラー争いになるかは、そのときになってみないと
わからないと思います。
もちろん所属するチームによって競争の激しさは違うと思いますし、
ポジションによっても違います。
一ついえることは、レギュラー争いに勝つためには
「努力」が必要ということです。
どれくらいの努力が必要かというと、
ライバルに勝てるだけの力を付けるだけの努力です。
ライバルが毎日バットを100回振るのであれば、
自分は300回振る。
ライバルが毎日10km走るのなら自分は30km走る。
これは目標をレギュラーなることに定めるとこのような努力が
必要になります。
しかし、プロ野球選手になることを目標にしたときです。
何を目安に努力を続けるかは、数字を目標にするしかありません。
ピッチャーなら遠投が100m投げられるようになる。
1500mを常に5分以内で走る。
野手なら50mを6秒前半で走る、遠投は90m以上、
200kg以上の背筋力を付けるなどです。
レギュラーになるというのはそのチームの中だけで勝った
だけになりますが、それでプロ野球選手になれる目安にはなりません。
プロ野球選手になるための努力の相手は自分になります。
100mの遠投が出来るようになるためには何をすればよいか?
まずは現在地を知る必要があります。
現在の自分の遠投は何m投げられるか。
100mにはどれだけ足らないかを知ることです。
100m投げるには、ただ筋力を付けるだけでは投げられません。
正しい腕の振り方、正しいリリースポイント、下半身の使い方
ボールを投げる角度など、身につけることがたくさんあります。
これらを正しく身につけるための練習方法と、身につけるための
反復練習が必要です。
どれだけの時間、どれだけの回数をやれば良いかという
目安もありませんので、出来るだけ時間を作ってたくさんやる
ということになります。
これが出来るようになるには、「プロ野球選手になりたい!」
という気持ちがどれだけあるかです。
心の底から、寝ても覚めても「プロ野球の選手になりたい!」という
強い気持ちがあれば、つらい練習でもモチベーションを下げることなく
続けられるはずです。
イチローが小学生の頃から「プロ野球の選手になる」という夢を持って
練習し、それを実現したエピソードは有名なのでご存じのはずです。
イチローはプロ野球選手になりそれからも自らの目標を持って
努力を続けました。
イチローは常人では出来ない努力をしているので、例えにに出すと
現実味がないかもしれません。
私の過去のブログにある、愛工大名電高校野球部からプロ入りした
選手でもイチローとまではいきませんが、かなりの努力をして
プロ野球選手になっています。
その道を極めるということは、どんな道でも血のにじむような努力
が必要なんですね。
その努力が出来る者と出来ない者では生きる世界が違ってきます。
努力が重要と一言で言えますが、もう一つ重要なことがあります。
それは、正しい方法で努力をするということです。
毎日500回の素振りを続けていても、間違ったフォームで素振りを
していたのでは、その努力が報われず打てるようになりません。
走るのでも間違った呼吸法、腕の振り方、足のけり方で何千キロ
走ろうが、足は速くなりません。
小学生のうちは、まず基本をしっかり身につけたうえで
数をこなす必要があります。
プロ野球選手のバッティングフォームはかっこいいでしょう。
ですが、彼らも基本をしっかり身につけてから自分なりの
バッティングフォームに応用して独自のフォームにしています。
基本がしっかり出来ないのに、イチローや松井の真似をしたところで
打てるはずがないのです。
野球に限らず勉強でも習字でも何でも「基本」が大切です。
スクールで基本をしっかり学び、自宅で数をこなしてしっかり身につける
練習が必要です。
あなたの夢は何ですか?
どれだけ努力したらよいかわかりますか?
まずは基本をしっかり学んでから練習しましょう。
スクールではバッティング、守備などの基本をしっかり指導します。
あなたもいっしょに野球をしませんか。
Nagoya23バッティングスクール Count23
詳しくはこちら
ケータイはこちら